支持力計算結果値の丸め等編集 [文書番号 : BUS00434] 概要
質問 1本杭に関して、基礎杭の支持力算出時に、基礎が単杭の場合は、慣例的に支持力に0.8を乗じていましたが、許容支持力計算ではこの係数は考慮されているのでしょうか。 回答
計算時にはあくまでも各支持力式に従って求めた値を厳密に出力しております。 支持力計算後、支持力計算ダイアログから杭符号への支持力値格納時に値の丸めまたは0.8等を乗じることが可能です。 杭体計算においては、杭符号で入力された支持力値が優先されます。 杭符号で入力されている支持力値がその杭の支持力として計算で採用されます。 支持力計算終了後、[結果格納]ボタンを押すことにより、 支持力計算時に求めた結果値を杭符号へ格納することができます。 (基礎マニュアルP125) 支持力計算では厳密解を求めており、小数点以下の端数等も求まります。 しかし、実際の設計では丸めた値などを使用されることがほとんどかと思います。 そのため、杭符号へ格納前または後に丸める処理が行えるよう、 支持力計算結果をそのまま使用するのではなく、 支持力計算結果値と実際に使用する支持力値の間にワンステップ操作するように なっております。 ①.杭の許容支持力計算条件ダイアログにおいて、各種データを入力する。 ②.「計算実行」ボタンをクリックし、計算実行 ->正常終了すると計算項目に各支持力の結果値が表示される。 ③.「結果表示」ボタンをクリックし、計算書を確認 ④.②で表示されている値を丸めるまたは0.8を乗じたものに変更する。 ⑤.「結果格納」ボタンをクリックし、「杭符号」へ④の値を転送する。 文書情報
|