杭基礎符号の「施工誤差」項目に関して [文書番号 : BUS00433] 概要
質問 基礎スラブの算定において、施工誤差を考慮した計算がされていないのですが?
また、施工誤差による偏心曲げモーメントが計算されてなく、地中梁に負担出来ません。 回答
施工誤差は基礎フーチング中における杭自体の危険側への偏心を意味します。 主に基礎スラブの柱面からの片持ち設計用応力の計算に影響し、 杭基礎スラブの断面計算結果帳票中の杭心から柱面までの距離の出力に反映されます。 但し、1本杭で且つ基礎の寄り寸法による基礎の偏芯がない場合は危険側の判断が出来ないため 施行誤差は反映されません。 基礎スラブ自体の偏芯による軸力の偏芯曲げモーメントを考慮する場合は 「基礎寄り寸法」(マニュアルP.292)により偏芯を行います。 文書情報
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