温度応力の設定方法
温度応力の設定位置と設定温度は、温度分布を決定する為に指定します。
温度分布は、平面分布となるので、
平面トラス、立体トラス:軸応力のみの考慮となるので1点
平面フレーム、平面格子ばり:軸応力と面内曲げ応力となるので2点
立体フレーム:軸応力と面内、面外曲げ応力となるので3点
の温度と標準温度を指定しなければ、分布を決定することが出来ません。
平面トラス、立体トラス
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平面フレーム、平面格子ばり
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立体フレーム
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【温度応力】入力の具体的な設定値を説明します。
平面トラス、立体トラス
「温度値」設定する温度。
「標準値」標準温度。
平面フレーム、平面格子ばり
「z」断面の図心を通る部材軸z軸上の点z1と図心を通る部材軸x軸の距離。
「+z 位置」の「設定温度」点z1 の温度。
「-z 位置」の「設定温度」点z1 と図心を通る部材軸x軸について対称な点-z1 の温度。
「標準値」の「設定温度」標準温度。
立体フレーム
「y」断面の図心を通る部材軸y軸上の正方向の点y1。
「z」断面の図心を通る部材軸z軸上の正方向の点z1。
「+y 位置」の「設定温度」点y1 の温度。
「-y 位置」の「設定温度」点y1 と部材z軸について対称なy軸上の点-y1 の温度。
「+z 位置」の「設定温度」点z1 の温度。
「標準値」の「設定温度」標準温度。