温度応力の設定方法 [文書番号 : FAP00009]

概要
温度応力の設定方法について説明します
解説
温度応力の設定方法
温度応力の設定位置と設定温度は、温度分布を決定する為に指定します。
温度分布は、平面分布となるので、
平面トラス、立体トラス:軸応力のみの考慮となるので1点
平面フレーム、平面格子ばり:軸応力と面内曲げ応力となるので2点
立体フレーム:軸応力と面内、面外曲げ応力となるので3点
の温度と標準温度を指定しなければ、分布を決定することが出来ません。

平面トラス、立体トラス

 平面フレーム、平面格子ばり

立体フレーム

【温度応力】入力の具体的な設定値を説明します。

平面トラス、立体トラス

  • 「温度値」設定する温度。
  • 「標準値」標準温度。


  • 平面フレーム、平面格子ばり

  • 「z」断面の図心を通る部材軸z軸上の点z1と図心を通る部材軸x軸の距離。
  • 「+z 位置」の「設定温度」点z1 の温度。
  • 「-z 位置」の「設定温度」点z1 と図心を通る部材軸x軸について対称な点-z1 の温度。
  • 「標準値」の「設定温度」標準温度。


  • 立体フレーム

  • 「y」断面の図心を通る部材軸y軸上の正方向の点y1。
  • 「z」断面の図心を通る部材軸z軸上の正方向の点z1。
  • 「+y 位置」の「設定温度」点y1 の温度。
  • 「-y 位置」の「設定温度」点y1 と部材z軸について対称なy軸上の点-y1 の温度。
  • 「+z 位置」の「設定温度」点z1 の温度。
  • 「標準値」の「設定温度」標準温度。
  • 参考
    FAP-3ヘルプ([ヘルプ]メニューの[ヘルプの目次])
  • 温度応力(平面フレーム)
     [リファレンス]→[架構(平面フレーム)]→[温度応力]
  • 温度応力(平面フレーム以外)
     [リファレンス]→[架構(平面フレーム以外)]→[温度応力]
     (Ver5では[リファレンス]→[架構(立体フレーム・立体トラス・平面トラス・平面格子ばり)]→[温度応力])



  • 文書情報

    製品カテゴリ: FAP 最終更新日: 2022-03-16
    バージョン: FAP-3[Ver.6x],FAP-3[Ver.5x],
    文書番号: FAP00009
    分類: 操作・入力


    kozoStation オンライン販売 ソフトウェアのご購入は、オンライン販売からご購入ができます。オンライン販売では、10%OFFでご購入ができます。