一次設計のべた基礎の場合の鉛直荷重の応力計算について [文書番号 : BUS00323] 概要
一次設計のべた基礎の場合の鉛直荷重の応力計算の計算結果の見方、注意点をまとめました。 質問 一次設計のべた基礎の場合、出力結果の見方、応力解析での地反力の考え方、その他注意点を教えて下さい。 回答
※以下は[データ入力][共通条件データ][基礎荷重](LCFレコード)が独立基礎でない場合について記述しています。 BUS-5V1での出力は下記のようになっています。 最下層が「1F」であるとして記述しています。 A-1.2.6 べた基礎接地圧計算用節点重量 (固定荷重+積載荷重) A-1.2.6 布基礎接地圧計算用節点重量 (固定荷重+積載荷重) に最下層のはり上端から下の節点重量が出力されます。 A-1.2.1 節点重量(固定荷重+積載荷重) の1F層には1F階の柱、壁の下半分の重量が出力されます。 A-2.4.1 長期柱・壁柱・ブレース軸力図 の1F階(基礎算定用)には 1F階の柱軸力にA-1.2.1の値が加算されたものが 出力されます。 A-3.4.1 べた基礎接地圧計算用軸力一覧表 A-3.4.1 布基礎接地圧計算用軸力一覧表 のNLにはA-2.4.1の1F階(基礎算定用)の値(1階柱脚から上の重量)と A-1.2.6の値(基礎ばりとべた基礎の重量)の和が出力されます。 NL’には、NLと5.1.4 浮上り抵抗重量の和が出力されます。 NEがNL'を超えると浮き上がりと判断します。 A-3.4.2 べた基礎接地圧 A-3.4.2 布基礎接地圧 はNLを面積で割った値を出力しています。 UFW(基礎の鉛直バネの復元力特性)に対する入力作業は自動的に行なっています。 注意
地震時は接地圧を考慮して、基礎ばりに反力をかける計算はしていません。 あくまでも鉛直荷重時に対する機能です。 下記も参考にしていただければ幸いです。 BUS-2.5 Q&A 復刻版 Q703「節点重量」「柱軸力」「基礎計算用軸力一覧表」の見方は? 文書情報
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