メニューの[計算]→[一貫構造計算]による計算結果に大臣認定番号 性能評価番号が出力されません。
何が原因でしょうか。

【BUS-3 Series Ver1.0】の一貫構造計算で大臣認定番号 性能評価番号が出力されないときはつぎの点をご確認ください。

1. 建物高さのチェック(60mを超えているか)
   
2. 検定計算のチェック(検定計算2になっているか)
   
3. 主要部材の許容応力度のチェック(はり 柱にNGがないか) ベースプレートのNGはチェック対象にしていません。
   
4. 層間変形角のチェック(1/120を超えていないか)(計算ルート直接入力でルート1としている場合にはチェックしません)
   
5. 1次設計のみの場合の剛性率 偏心率のチェック(計算ルート直接入力でルート1としている場合にはチェックしません)
   
6. メニューより[計算]→[一貫構造計算]で計算を行っていない場合
   (※[計算]→[連続計算]では出力されません。)
   
7. CFT柱の計算が指定されている場合
   
8. 保有水平耐力が必要保有水平耐力を満足しない場合
   
9. 保有水平耐力計算の指定がある場合で評価外の機能(せん断破壊しないとしてせん断補強筋の算定)が使用されている場合
   
10. 冷間成形角形鋼管のSTKR材の柱はり耐力比が1.5未満の箇所がある場合

【BUS-3 Series Ver1.5/2.0/2.1】ご利用時の場合
性能評価の範囲は BUS-3 Ver1.0の適用範囲内となります。つぎの機能を利用した場合は大臣認定番号 性能評価番号の出力が行われません。

1. 応力計算条件で壁のモデル化を「壁エレメント置換」とした場合
2. S造床ブレースを配置した場合
3. RC・SRC造の床ブレース置換を行った場合
4. RC・SRC柱符号で芯鉄筋を使用している場合
5. RC・SRC計算条件の長期曲げモーメントの算定位置を軸心以外に設定している場合
6. 屋根の吹き上げ、吹き降ろし風荷重の自動計算を設定している場合
7. 座屈止めのあるブレース、マンサードブレースを使用している場合
8. 保有水平耐力計算の解析モデルに節点振り分け法を使用している場合

なお、計算書のヘッダーに出力されるRC/SRC/S等の構造種別・大臣認定番号・性能評価番号は
[データ入力][共通条件データ][建物形状の一部変更]の「主な構造種別」(BLDレコード第8項目)の指定によります。