この場合、それぞれの用途地域に含まれる敷地の割合が重みとなります。
(この敷地単体の容積率と建ぺい率の限度をここではそれぞれ全体容積率、全体建ぺい率と呼びます。)
LAB-S2 for Windowsでは敷地が2つ以上の用途地域に分かれている場合、上記の方法で全体容積率と全体建ぺい率を自動的に計算します。
この計算結果を確認するには「入力」メニューの「用途地域の面積」を実行します(Ver1.50以降)。
ここには以下の情報が表示されます。
1.各用途地域ごとに規定されている容積率と建蔽率の限度
2.敷地の中で各用途地域に含まれている部分の面積
3.敷地の全体容積率と全体建ぺい率
この全体容積率と全体建ぺい率を元に、道路斜線がかかる範囲が決まります。
また、各種法規による容積率の割り増しなどがある場合には、この全体容積率と全体建ぺい率をキーボードからの入力により、任意の値に変更できるようになっています。
(自動計算された値に戻したいときは、「計算値を採用」ボタンをクリックしてください。