【小ネタ集#3】風圧力を考慮しない、ある部材の計算結果を出力しない [文書番号 : NBUS00114]

概要
2026/6/18配信のメルマガで紹介したnoteのチートシート(早見表)にも掲載した、あまり知られていない便利機能・設定について詳細解説します。
操作
プロジェクト概要の風圧力の扱いにおいて、「考慮しない」の指定を追加しました。(ver2.3.3.0 : 2026/8~)



風圧力を検討対象外としたい場合に指定を行ってください。

操作

2.《特定の部材の計算結果を出力しない》

特定の部材の計算結果(断面検定結果など)を計算書に出力せず、かつ建物全体の一貫計算(剛性計算や応力計算など)には解析対象として含めるための手順を解説いたします。
この設定は、①各部材のプロパティで「出力(計算)する部材を指定」し、②一貫計算の実行時に「指定した部材のみを出力する」という2つのステップで行います。

①各部材のプロパティで「出力(計算)する部材を指定」
まず、出力したい部材と出力したくない部材をプログラムに認識させるため、各部材の「構造プロパティ」で設定を行います。

1. 対象となる部材の「構造プロパティ」設定画面(配置ウィンドウなど)を開きます。
2. [断面計算] タブを開きます。
3. 「断面計算の指定」という項目を以下のように設定します。
* 計算結果を出力したい部材:「指定する」
* 計算結果を出力したくない部材:「指定しない」(デフォルト)




②一貫計算の実行時に「指定した部材のみを出力する」
次に、一貫計算を実行する際のダイアログで、上記で指定した部材のみを出力するように設定します。

1. リボンメニューから [一貫計算] > [出力条件] の[全般]タブの[出力対象とする部材の指定]の項目で、「断面計算指定を行った部材を出力」 を選択します。
2. [一貫計算] などのボタンをクリックして計算を実行します。





※【重要】一貫計算への含まれ方について
この設定を行った場合でも、特定の部材が建物全体の構造計算(一貫計算)から除外されることはありませんのでご注意ください。
また、計算処理自体が省略されるわけではないため、メッセージが出力される部材の場合はメッセージや検定比が出力対象となります。

「構造モデラー+NBUS7」の一貫計算プロセスにおいて、建物の剛性計算、荷重計算、応力計算、層間変形角の確認や保有水平耐力計算など、
架構全体の解析にかかわる計算は、断面計算の指定の有無にかかわらず「すべての部材」を含めて正しく行われます。

この設定は、あくまで「最終的な断面計算の検定表(帳票)への出力を省略する(または断面検定計算自体を省略する)」ための制御機能です。
不要な部材の出力項目を抑制できます。


補足
noteでは、この他の便利機能が一覧できるチートシート(早見表)も公開中です。
▼「この操作がしたい」がすぐ分かる!!”チートシート”ってご存じですか?
https://note.com/kozosystem40th/n/nde1d95cb7366







文書情報

製品カテゴリ: 構造モデラー+NBUS7/+基礎/+COST 最終更新日: 2026-10-07
バージョン: 構造モデラーシリーズ Ver.2.x,
文書番号: NBUS00114
分類: 操作・入力


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