1.《風圧力を考慮しない方法》
解説:
NBUS7では、BUS-6のように「風圧力を考慮しない」という設定が出来ませんが、以下のように設定することで「風圧力を考慮しない」ように設定することができます。
[材料・荷重]タブ
> [外力]パネルの[地震力・風圧力・積雪荷重]
> [■風圧力]の[詳細設定]
> [壁面の計算方法]の項目で[風荷重直接入力]を選択
> [■直接入力]の[風荷重]ボタンをクリックすると、風荷重を直接入力できるので、0のままで風圧力を考慮しない設定となります。
> [プロジェクト]タブの[プロジェクト概要]
> [設計方針]タブの[■風圧力の扱い]を「地震力より下回る場合は考慮しない」
とすることで、設定完了です。

2.《座屈長さ係数》
■建物全体に設定する場合:
[上部計算]タブ
> [計算条件]パネルの[計算条件]から[断面特性条件]
> [SRC/S断面特性]タブを開いて設定
> [柱座屈長さ係数]のチェックを外して数値を入力
■部材ごとに個別に設定する場合:
[構造モデル]タブ
> [構造モデル]パネルの[構造プロパティ配置]
> 部材選択ツールバーで部材種別を選択し、構造プロパティのプルダウンの部材種別で該当部材を選択
> [断面特性]タブで[座屈長さ係数 k]のチェックを入れ、入力値に変更して数値を入力し配置

3.《特定の部材の計算結果を出力しない》
特定の部材の計算結果(断面検定結果など)を計算書に出力せず、かつ建物全体の一貫計算(剛性計算や応力計算など)にはしっかりと含めるための手順を解説いたします。
この設定は、①各部材のプロパティで「出力(計算)する部材を指定」し、②一貫計算の実行時に「指定した部材のみを出力する」という2つのステップで行います。
1. 部材ごとに断面計算の指定を行う
まず、出力したい部材と出力したくない部材をプログラムに認識させるため、各部材の「構造プロパティ」で設定を行います。
1. 対象となる部材の「構造プロパティ」設定画面(配置ウィンドウなど)を開きます。
2. [断面計算] タブを開きます。
3. 「断面計算の指定」という項目を以下のように設定します。
* 計算結果を出力したい部材:「指定する」
* 計算結果を出力したくない部材:「指定しない」(デフォルト)
2. 一貫計算実行時に出力設定を絞り込む
次に、一貫計算を実行する際のダイアログで、上記で指定した部材のみを出力するように設定します。
1. リボンメニューから [一貫計算] > [出力条件] の[全般]タブの[出力対象とする部材の指定]の項目で、「断面計算指定を行った部材を出力」 を選択します。
2. [連続計算] などのボタンをクリックして計算を実行します。

※【重要】一貫計算への含まれ方について
この設定を行った場合でも、特定の部材が建物全体の構造計算(一貫計算)から除外されることはありませんのでご注意ください。
また、検討が省略されるわけでは無いので、(メッセージが出る部材の場合は)メッセージ・検定比は出力されてしまいます。
「構造モデラー+NBUS7」の一貫計算プロセスにおいて、建物の剛性計算、荷重計算、応力計算、層間変形角の確認や保有水平耐力計算など、
架構全体の解析にかかわる計算は、断面計算の指定の有無にかかわらず「すべての部材」を含めて正しく行われます。
この設定は、あくまで「最終的な断面計算の検定表(帳票)への出力を省略する(または断面検定計算自体を省略する)」ための制御機能です。
不要な部材の計算結果出力だけを減らすことができます。