ワークデータファイルの容量(データ容量)を軽くする方法 [文書番号 : SNAP00129]

概要
ワークデータファイルの容量(データ容量)を軽くする方法について解説します。
解説
ワークデータファイルは、解析時に作成される中間データファイル等を保存するフォルダです。
解析を実行すると、このフォルダのデータ容量が増加します。

以下の方法で、ワークデータファイルの容量を軽くすることができます。

①不要な履歴結果の出力をやめる
各部材の履歴結果を出力する指定としている場合、データ容量が大きくなります。
[増分解析または応答解析]→[解析条件]の履歴結果の出力指定で履歴結果の出力が不要な項目については チェックを外してください。

[はり]、[柱]等のグリッドシートの履歴出力を「1:する」に設定した場合は、
[増分解析または応答解析]→[解析条件]の履歴結果の出力指定によらず、履歴結果が出力されますので、
履歴結果を出力する必要が無い場合は、「0:しない」に設定してください。

②結果の出力間隔を粗くする
[増分解析または応答解析]→[解析ケース]の出力間隔で結果を出力する間隔を粗くする(大きな値とする)ことで、
保存される履歴結果が抑制され、データ容量が軽くなります。

なお、[層]の履歴結果は、履歴結果を出力する指定はなく、全ての解析で保存されます。
その為、層の履歴結果のデータ容量を抑制する方法は、出力間隔の設定のみとなります。

プログラム内で記録される最大/最小値は、出力間隔に依存しないめ、数値出力の結果は変わりません。
(出力してないSTEPや再計算したSTEPも含む最大値が出力されます。)



文書情報

製品カテゴリ: SNAP/SNAP-MD 最終更新日: 2025-12-09
バージョン: SNAP[Ver.8x],
文書番号: SNAP00129
分類: 出力一般


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