ワークデータファイルは、解析時に作成される中間データファイル等を保存するフォルダです。
解析を実行すると、このフォルダのデータ容量が増加します。
以下の方法で、ワークデータファイルの容量を軽くすることができます。
①不要な履歴結果の出力をやめる
各部材の履歴結果を出力する指定としている場合、データ容量が大きくなります。
[増分解析または応答解析]→[解析条件]の履歴結果の出力指定で履歴結果の出力が不要な項目については
チェックを外してください。
[はり]、[柱]等のグリッドシートの履歴出力を「1:する」に設定した場合は、
[増分解析または応答解析]→[解析条件]の履歴結果の出力指定によらず、履歴結果が出力されますので、
履歴結果を出力する必要が無い場合は、「0:しない」に設定してください。
②結果の出力間隔を粗くする
[増分解析または応答解析]→[解析ケース]の出力間隔で結果を出力する間隔を粗くする(大きな値とする)ことで、
保存される履歴結果が抑制され、データ容量が軽くなります。
なお、[層]の履歴結果は、履歴結果を出力する指定はなく、全ての解析で保存されます。
その為、層の履歴結果のデータ容量を抑制する方法は、出力間隔の設定のみとなります。
プログラム内で記録される最大/最小値は、出力間隔に依存しないめ、数値出力の結果は変わりません。
(出力してないSTEPや再計算したSTEPも含む最大値が出力されます。)




