曲げせん断棒モデルでの固有値解析に失敗する [文書番号 : SNAP00125]

概要
自動生成された軸剛性が大きすぎることで固有値解析に失敗する場合があります。
質問
曲げせん断棒モデルでの応答解析を実行すると、以下のメッセージが出力されて計算できません。
「W4030:マトリクスの対角要素がゼロまたは負数であるため、固有値解析を中止しました」
「F4017:解析中止!! 固有値解析でエラーが発生しました」
警告やエラーが出力されるのは何が原因でしょうか。
回答
[架構]→[部材]→[曲げせん断棒]で「軸剛性-自動生成」が「1:する」に設定されている場合、
曲げせん断棒の軸剛性は曲げ剛性の10000倍の値として計算を行います。

この自動生成された軸剛性が大きすぎることで、固有値解析に失敗する場合がありますので、
「軸剛性-自動生成」を「0:しない」に変更し、軸剛性を直接入力で設定することで、
警告やエラーを回避できるかご確認下さい。



文書情報

製品カテゴリ: SNAP/SNAP-MD 最終更新日: 2025-10-07
バージョン: SNAP[Ver.8x],
文書番号: SNAP00125
分類: 計算結果


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