ST-Bridge形式のファイルを読み込み構造モデラーの建物データに変換する機能です。
ST-Bridge形式ファイルの書き出しに対応しているBIMソフトや構造計算ソフトなどから書き出された
ST-Bridge形式ファイルを読み込むことで、構造モデラーの建物データを作成することができます。
以下の2つの読み込み機能に対応します。
- 初期読込み
構造モデラーで[ST-Bridgeファイルの読込み]を実行した際に、構造モデラーのファイルが開かれ
ていない場合の読込み方法です。
ST-Bridgeファイルのみで一から構造モデラーモデルを構築します。
- 差分読込み
構造モデラーで[ST-Bridgeファイルの読込み]を実行した際に、構造モデラーのファイルが開かれ
ている場合の読込み方法です。
当該構造モデラーのモデルに対して、ST-Bridgeファイルのデータから変更点のみを差分読込みし、
構造モデラーのモデルを直接更新します。
●ST-Bridgeのバージョン
Ver.2.0.0~Ver.2.0.2
●建物規模
項目 | 内容 |
---|---|
X,Y方向の最大スパン数 | 99スパン |
最大階数 | 99階 |
構造種別 | RC造、S造(CFT柱含む) |
●対応部材の適用範囲概要
項目 | 対応 | 対応状況 |
---|---|---|
柱、基礎柱 | ○ | 間柱、ダミー柱は未対応 |
ベースプレート | ✕ | |
はり、基礎ばり | ○ | ダミーばりは未対応 |
片持ばり、片持基礎ばり | ○ | |
耐震壁、雑壁、そで壁 | ○ | |
壁開口 | ○ | 矩形の開口 |
鉛直ブレース | ○ | 鉛直ブレースの任意配置に読み込みます。 |
水平ブレース | ✕ | |
床 | ○ | 配筋情報は未対応 |
片持スラブ、出隅片持スラブ | ○ | 配筋情報は未対応 |
小ばり | ○ | 3次小ばりまで対応 |
基礎小ばり | ✕ | |
べた基礎 | ✕ | |
布基礎 | ✕ | |
独立フーチング基礎 | ✕ | |
杭基礎 | ✕ | |
パラペット | ✕ |
●部材断面形状
部材 | RC造 | S造 | CFT造 |
---|---|---|---|
柱 | 矩形 円形 |
H形鋼 角形鋼管 鋼管 |
角形鋼管 鋼管 |
はり | 矩形 | H形鋼 | |
基礎ばり | 矩形 | ||
片持ばり | 矩形 | H形鋼 | |
片持基礎ばり | 矩形 | ||
壁 | RC壁 | ||
鉛直ブレース | 丸鋼 平鋼 山形鋼 鋼管 みぞ形鋼 H形鋼 角形鋼管 軽量C形鋼 |
||
小ばり | 矩形 | H形鋼 |