「仮想床」の使い方 [文書番号 : SAVE00158]

概要
床の属性に「仮想床」があります。どのようなケースで使用するか解説します。
解説
住宅の省エネルギー基準において、吹抜け等については以下の取り決めがあります。

4.2m以上の天井高さを有する室や吹抜け(以下「吹抜け等」という)がある場合は、次の考え方を参考にします。

 a) 吹抜け等の天井の高さが4.2m以上の場合
  高さ 2.1m の部分に仮想床があるものとみなして、床面積に加えて計算します。

 b) 吹抜け等の天井の高さが6.3m以上の場合
  高さ 2.1m および 4.2m の部分に仮想床があるものとみなして、床面積に加えて
  計算します。以下同様に、天井高さが 2.1m 増えるごとに仮想床を設けます。
  階に算入されない開放されたロフト等がある場合は、これを考慮せずに天井高さで判断します。

 c) 階段の上部について
  階段の上部については、上階に床があるものとみなして床面積に算入します。
  なお、階段部分(ペントハウス用階段も含みます。)の天井の高さが4.2m以上の場合は、
  a)またはb)の考え方を適用します。

対処方法
SAVE-住宅では、上述の仮想床に該当する箇所には「仮想床」にチェックを入れて床を入力します。



床の「仮想床」は、「床がないが、床面積には算入する」属性を持っています。



文書情報

製品カテゴリ: SAVEシリーズ 最終更新日: 2024-11-27
バージョン: SAVE-住宅 Ver.5,SAVE-住宅 Ver.4.1,
文書番号: SAVE00158 バージョンの制限: 5
分類:


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