直接入力した荷重が節点質量に考慮されない [文書番号 : SNAP00113]

概要
節点の質量は、[モデル化]→[荷重/質量の生成条件]の「質量用荷重」で設定した荷重組合せから生成されます。
質問
自動生成される荷重(DL-Gなど)以外の荷重を考慮した解析を行うため、[荷重]→[部材荷重]で、
新たな名称で荷重を入力し、一括生成を行ったのですが、節点質量は増加しておらず、
追加した荷重が節点質量に考慮されていませんでした。
どのようにすれば直接入力で追加した荷重を節点質量に考慮することができるのでしょうか。
回答
節点質量は、[モデル化]→[荷重/質量の生成条件]の「節点質量」にチェックを入れ、
[モデル化]→[荷重/質量の生成]を実行すると、[荷重/質量の生成条件]の「質量用荷重」で
設定した荷重組合せから質量が生成されます。

[荷重/質量の生成条件]の「質量用荷重」で「自動」にチェックが入っている場合、
自動生成された荷重組合せMASSから節点質量が生成されるため、
直接入力で追加した荷重は節点質量に考慮されません。
(自動生成された荷重組合せMASSの組合せ係数を直接入力で変更しても、
自動生成時に上書きされて元に戻されます。)

直接入力で追加した荷重を考慮して節点質量を生成するには、以下の操作をお願い致します。
①[荷重]→[荷重組合せ]でDL-G、DL-C、LLEなどSNAPが自動生成した荷重と
 直接入力した荷重の組合せ係数を1とした荷重組合せを作成する。
②[モデル化]→[荷重/質量の生成条件]で「質量用荷重」の「自動」のチェックを外し、
 作成した荷重組合せの名称を設定する
③[モデル化]→[荷重/質量の生成]を実行する。

この際、荷重組合せの名称はSNAPの自動生成で使用する、DL+LL、DL+LLE、MASS、
INITIAL、LEX+、LEX-、LEY+、LEY-以外の名称としてください。



文書情報

製品カテゴリ: SNAP/SNAP-MD 最終更新日: 2023-12-27
バージョン: SNAP[All],
文書番号: SNAP00113
分類: 操作・入力


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