解析ケースを変更しても解析時に変更箇所がもどされてしまう [文書番号 : SNAP00106]

概要
解析ケースが自動生成されているため、変更箇所がデフォルトの設定に戻されています。
質問
増分解析の解析ケースで解析中止条件を変更して解析を行っているのですが、
解析後に解析ケースを確認すると解析中止条件が変更前に戻されてしまいます。
原因について教えてください。

回答
[モデル化]→[荷重/質量の生成条件]で下図赤枠の「解析ケース」にチェックが入っている場合、
[モデル化]→[荷重/質量の生成]もしくは[一括生成]を行った際に、DL+LL、DL+LLE、LS(積雪
荷重が設定された場合のみ)、LEX+、LEX-、LEY+、LEY-の解析ケースを自動生成します。
地震時のLEX+、LEX-、LEY+、LEY-については、応力解析ケースと増分解析ケースのどちらに
生成するかを、[荷重/質量の生成条件]の「地震時」で選択します。



[モデル化]→[共通条件]で「解析前に一括でモデル化する」にチェックが入っている場合、
解析前に一括生成が行われるため、自動生成される解析ケース(DL+LL、DL+LLE、LS、
LEX+、LEX-、LEY+、LEY-)の設定を変更しても、解析前にデフォルトの設定に戻されてしまいます。
これらの解析ケースの設定を変更して解析を行う場合は、[荷重/質量の生成条件]で「解析ケース」の
チェックを外して解析を行ってください。

また、SNAP-MDを使用している場合、解析ケースを自動生成すると、
[断面計算]→[許容応力度-応力組合せ]の入力がすべて削除され、[応力解析]→[解析ケース]の「荷重区分」と
[増分解析]→[解析ケース]の「許容応力度-荷重区分」の設定から応力組合せが自動生成されます。
応力組合せを変更する場合も、[荷重/質量の生成条件]で「解析ケース」のチェックを外して解析を行ってください。



文書情報

製品カテゴリ: SNAP/SNAP-MD 最終更新日: 2023-08-17
バージョン: SNAP[Ver.8x],
文書番号: SNAP00106
分類: 操作・入力


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