以前解析できていたデータを最新のバージョンで解析したところ、
「F3118:節点位置/剛域端を危険断面位置にする必要があります。」
というエラーが出力され解析できません。
エラー:F3118:節点位置/剛域端を危険断面位置にする必要があります。 [文書番号 : SNAP00102] 概要
「エラー:F3118:節点位置/剛域端を危険断面位置にする必要があります。」について解説します。 質問 以前解析できていたデータを最新のバージョンで解析したところ、 「F3118:節点位置/剛域端を危険断面位置にする必要があります。」 というエラーが出力され解析できません。 回答
節点位置/剛域端を危険断面位置にする必要がある場合に、Ver.8.0.0.6以前では 「W3118 弾性域の指定が受け入れられません」のメッセージを出力し、 危険断面位置を節点位置/剛域端にプログラム内で変更して解析を行っておりましたが、 応力図が正しく表示されないという不具合がありました。 そのため、Ver.8.0.0.7以降では以下のエラーメッセージを出すよう修正を行っています。 「F3118 節点位置/剛域端を危険断面位置にする必要があります」 節点位置/剛域端を危険断面位置にする必要があるのは以下の場合です。 ① 両端がピン接合の部材(片方向のみ両端ピンの柱は除く) ② ローラー接合の部材 ③ ピン接合と半剛接合を併用した部材 ④ ファイバーモデルの柱 ⑤ 片端がピン接合のMSモデルの柱 ⑥ 危険断面位置が仕口パネル内になる部材 エラーを回避するには、上記に該当する部材について、 [架構]→[部材]→[柱]、[はり]で剛域と危険断面位置を同じ値としてください。 その際、「剛域-自動生成」や「危険断面位置-自動生成」が「1:する」に設定されていると、 架構の生成時に剛域や危険断面位置が自動生成され入力した値から変更されてしまうので、 直接入力で変更した箇所は自動生成を「0:しない」としてください。 文書情報
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