マルチリニア型弾性モデル(EM0)という復元力特性を使用することでモデル化できます。
下図に衝突解析のモデル化例を示します。
また、擁壁の降伏によるエネルギー吸収を考慮する場合、下図のように衝突バネ部分に
マルチリニア型弾性モデル(EM0)のスプリングとバイリニアスリップ型(SL2)のスプリングを直列に配置し、
マルチリニア型弾性モデル(EM0)は剛性を大きい値とし、バイリニアスリップ型(SL2)に
擁壁の剛性・耐力を設定することで衝突後に履歴ループを描くようになります。
各復元力特性のパラメータの設定などについては、
テクニカルマニュアルの下記項目を参照してください。
「5.1.34 マルチリニア型弾性モデル(EM0)」
「5.1.15 バイリニアスリップ型(SL2)」