「避難安全検証結果一覧」にて煙降下時間が600分以上となるのはどうしてでしょうか。 [文書番号 : 00062]

概要
「避難安全検証結果一覧」にて煙降下時間が「600以上」と表示される場合の説明です。
質問
避難安全検証結果一覧にて煙降下時間が600分以上となるのはどうしてでしょうか。
回答
煙降下時間が「600分以上」となるのは、
  • 排煙能力が煙発生量より大きくて、煙が1.8mまで降下しない場合(排煙が発生を上回っている場合)
  • 煙降下時間を検証する部屋が無いため(階に1室しかない場合など)降下時間を計算できない場合
に600分という値を仮に代入して計算をしているため表示されます。

「十分大きい値」という理解をしてください。
参考
以前の防火設計法では、避難時間はどんなに大きなフロアーでも10分程度を目標に計画していました。
避難安全検証法では避難時間の制限がありませんが、10分を超える避難は好ましくないと考えます。



文書情報

製品カテゴリ: 避難検証法 最終更新日: 2022-04-14
バージョン: 避難検証法,
文書番号: 00062
分類: 計算結果


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