21以降の丸文字、m3(立方メートル)などの、JISコードに存在しない文字を使いたい [文書番号 : DRA00431]

概要
21以降の丸文字、m3(立方メートル)などの、JISコードに存在しない文字を書く場合の解説です。
操作
エスケープ文字を使った表示方法を説明します。

◆操作例2(JISマークの場合)
1.「文字記入」コマンドの[文字列]ボタンから[テンプレートから]を選択します。
2.[文字テンプレート]フォルダ内の[エスケープ文字]を選択します。
3.その中の「JISマーク」を選択し、[OK]ボタンで閉じます。
(この時入力欄に自動的に {uni"3004"} と表示されます。他の文字の場合はこの番号を変更します。)
4.フォントを「MSゴシック」にして[OK]ボタンで閉じ、図面上に配置します。

◆操作例3(21以降の丸文字の場合)
ユニコードで入力します。
「文字記入」コマンドで、{\uni"3251"}とすれば、21の丸文字となります。
3251が21の丸文字のユニコードになります。

1.「文字記入」コマンドを実行します。
2.文字の入力欄で、{\uni"3251"}と入力します。
3.[OK]ボタンをクリックし、図面上に配置します。

ユニコードの調べ方は、ATOKの場合、下記をお試しください。
(1)ATOKのフロートメニューが出ますので、ATOKメニューを出します。

(2)文字パレットからUnicode表を選択し、下記のリストの中から文字と番号を選びます。

 ユニコードの番号は右のコードのところの数値(文字列)になります。

Wikipediaにも記載がございます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%B8%E6%95%B0%E5%AD%97

◆操作例1(m3の場合)
1.文字記入」コマンドの[文字列]ボタンから[テンプレートから]を選択します。
2.[文字テンプレート]フォルダ内の[エスケープ文字]を選択します。
3.その中の「m3(上付)」を選択し、[OK]ボタンで閉じます。
(この時入力欄に自動的に m{sup"3"} と表示されます。他の文字の場合は「m」「3」の部分を変更します。)
4.[OK]ボタンで閉じ、図面上に配置します。
(※DRA-CAD9以降は上付文字でも入力ができます。)
注意
・組み合わせて作成する場合は、元々2つの文字列に分かれているので、1つの文字列として編集したりすることはできませんし、文字サイズを変更する場合には個別に変更していただくことになります。
・外字の場合は、保存したデータを他のパソコンで開くと作成した外字が存在しないので、文字が表示されなくなります(同じ外字を登録すれば表示が可能になります)。
また、Windowsの外字エディタで作成した文字は、設定したWindowsフォントだけで有効ですので、DRACADフォントでは表示できません。
関連文書
DRA00008 DRA-CADで表示ができない文字



文書情報

製品カテゴリ: DRA-CAD 最終更新日: 2019-08-06
バージョン: DRA-CAD[All],
文書番号: DRA00431 バージョンの制限: DRA-CAD5以降
分類: 便利な使い方


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