建築確認申請時の提出書類としては「構造計算書」と「入力データ書」を提出することを想定しています。
添付資料としてエコーデータの提出を求められた際は、後述の「エコーデータ.CSV」をご利用ください。
『構造計算書』、『入力データ書』、『エコーデータ.CSV』について説明します。
『構造計算書』
建築確認申請に用いる構造計算書を想定した出力項目を初期設定としています。
構造モデラー+NBUS7では、平成19年の改正建築基準法による大臣認定プログラムの章構成および出力様式を参考に計算結果出力の項目を設けました。
大臣認定プログラムで採用されている章構成および様式は、建築確認申請で求められている内容とされています。
後述の操作により、出力項目の確認、追加、削除を行えます。
『入力データ書』
入力データ書は構造モデラーシリーズで入力されたデータそのものを確認するための出力となります。
伏図、フレーム図による部材配置図や荷重配置図、部材断面リスト、計算条件など図表を用いてわかりやすく出力します。
部材個別に設定した条件などを含む入力データのすべてを出力していますので、構造計算書上に出力されている計算結果との照合
入力状態の再確認などに用いることができます。
後述の操作により、出力項目の確認、追加、削除を行えます。
出力項目の指定について
BUS-6では、BUS-6固有の章構成および出力様式を採用してきました。
構造モデラーシリーズでは、平成19年の改正建築基準法による大臣認定プログラムに準じた章構成および出力様式を採用しています。
『構造計算書』及び「個別出力」では出力過多とならないよう初期設定では出力対象からは除いていますが
他にも計算の詳細や、結果確認を容易とするための出力項目も設けています。
下記の操作よりご利用ください。
【操作】
構造モデラ―の[一貫計算]又は[上部計算]→[出力指定]より、出力項目の追加・削除が行えます。
タブ:構造計算書、タブ:個別出力の下段の[標準]のボタンを選択しますと出力項目の選択が省略値となります。
各タブの下段の[全指定]のボタンを選択しますとすべての出力項目を選択できます。
『エコーデータ.CSV』
入力データを構成するすべてのデータをCSV形式で出力したファイルです。
提出機関からCSV形式の入力データを求められた場合に提出する出力『エコーデータ』に該当します。
また、新旧の入力データをデジタル上で比較していただけるようCSV形式で出力しています。図表の記載はありません。
【操作】
NOUT[ホーム]→[出力項目]→[計算書]→[エコーデータ]を実行します。
EXCELが立ち上がりエコーデータが出力されているCSV形式ファイルが表示されます。
エコーデータ.CSVの入力データの内容の確認方法
入力データ項目名と入力値が対となるよう出力しています。
詳しくはCSV形式出力上段の『● 凡例 ●』より参照方法をご確認ください。
テキスト出力確認用のマニュアルは設けておりません。