基礎荷重で設定する形式によって、べた基礎による地反力がどの様に考慮されるか。 [文書番号 : BUS00963]

概要
べた基礎による地反力の範囲は、形式を「基礎配置による」に設定するとべた基礎配置に地反力を考慮。
形式を「べた基礎」に設定すると、最下階に配置したスラブ配置に地反力を考慮。
操作
[構造計算共通条件]→[建物重量・荷重]→[基礎荷重・基礎重量]の「形式」で選択する「べた基礎」「基礎配置による」の違いについて。
①「べた基礎」が設定された場合

1階の床形状・床構造で配置された床が地反力を受ける床として認識。
この時、べた基礎の配置が有る場合は、べた基礎の自重は考慮されるが、床の配置が無い部分のべた基礎配置は地反力計算では無視される。
よって、べた基礎の配置を用いずに床の配置のみでべた基礎を表現し計算させたい場合に利用する設定。

②「基礎配置による」が設定された場合(初期設定)
1階の床・床構造の配置に依存する事無く、べた基礎・べた基礎構造で配置された情報のみで地反力やべた基礎自重が考慮される。
また、べた基礎構造での基礎小梁配置で地反力の荷重伝達も考慮。

補足
床構造の小梁位置とべた基礎構造の基礎小梁の位置が一致している場合は、床構造の小梁重量が考慮され基礎小梁の重量は無視する仕様。



文書情報

製品カテゴリ: BUS-6/5 / 基礎構造 / COST 最終更新日: 2019-01-22
バージョン: BUS-6[ver1.x],
文書番号: BUS00963
分類: 計算方法


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