[構造計算共通条件]→[建物重量・荷重]→[基礎荷重・基礎重量]の「形式」で選択する「べた基礎」「基礎配置による」の違いについて。
①「べた基礎」が設定された場合
1階の床形状・床構造で配置された床が地反力を受ける床として認識。
この時、べた基礎の配置が有る場合は、べた基礎の自重は考慮されるが、床の配置が無い部分のべた基礎配置は地反力計算では無視される。
よって、べた基礎の配置を用いずに床の配置のみでべた基礎を表現し計算させたい場合に利用する設定。
②「基礎配置による」が設定された場合(初期設定)
1階の床・床構造の配置に依存する事無く、べた基礎・べた基礎構造で配置された情報のみで地反力やべた基礎自重が考慮される。
また、べた基礎構造での基礎小梁配置で地反力の荷重伝達も考慮。