端部接合部の設定方法 [文書番号 : WST00005] 概要
[端部接合部リスト]に端部接合部を登録後、[断面リスト]に端部接合部を設定して、部材の配置を行います。 質問 端部接合部の設定方法を教えてください。 回答
端部接合部は、柱、はり、木ブレースに設定することができます。 端部接合部を設定しない場合は、剛接合としてモデル化します。 はりの場合、次の手順で端部接合部を設定します。 ①[基本データ]メニューから[端部接合部リスト]を選択し、端部接合部を登録します。 [種別]が「接合金物」の場合は、構造システムデータベース「k-DB」に登録された接合金物を選択し、 [種別]が「接合形式」の場合は、[接合形式]を選択します。 [種別]の「接合金物」「接合形式」については、次のページで説明しています。 WST00006 端部接合部リストの種別 上記では、標準で登録されている「剛接合」「ピン接合」のほかに、 [種別]を「接合金物」、[型番]を「k-DB」のユーザー定義「connect01」(k-DBで曲げを半剛接合と設定)とした「JointA」を登録しています。 ②[基本データ]メニューから[はり断面リスト]を選択し、[左端接合部][右端接合部]に①で登録した端部接合部を設定します。 ③[入力]メニューから [はり]を選択し、②で登録した断面を設定して、部材の配置を行います。 ※[入力]→[はり]→[はりの配置]からも実行できます。 なお、端部接合部を、②で[はり断面リスト]に設定した端部接合部と異なる端部接合部にする場合は、 [左端接合部][右端接合部]に✓を入れて、①で登録した端部接合部を選択します。 下記入力では、[左端接合部]を「JointA」、[右端接合部]を「ピン接合」としています。 下記赤枠部分のように、「剛接合」を除く端部接合部が設定されたはり端部は、△で表示されます。 [表示]→[はり]→[左端接合部名称][右端接合部名称]に✓を入れることで、設定した端部接合部名称を入力画面上で確認できます。 ④計算実行後、構造計算書「5.3.1.軸組図(鉛直荷重時)」「5.3.2.軸組図(水平荷重時)」からモデル化の確認を行えます。 関連文書 WST00004 接合金物の追加方法WST00006 端部接合部リストの種別 文書情報
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