DRA-CADが突然起動できなくなった(DRA-CAD4/LE以前) [文書番号 : DRA00364] 概要
DRA-CADが突然起動できなくなった場合の解説と対処方法です。 現象
一度何らかの原因でDRA-CADが強制終了したとします。
その後DRA-CADを起動しようとすると「強制終了」のダイアログが表示され、「詳細」の項目を確認すると、モジュールとして「MFC40.DLL」、「MFC42.DLL」または「DRAWIN.EXE」が表示される場合のエラーに該当する現象です。 原因
DRA-CADは、コマンドでダイアログを表示する時やコマンドを終了する時などについては随時、またDRA-CAD自体が終了する時に、その時点の設定(ツールバーの位置、ダイアログの設定など)をレジストリに保存します。次に起動すると、保存しておいた設定を読み込み、前回終了したときの状態を再現します。 したがって、何らかの原因で強制終了した場合には、その時点でレジストリへの書き込みが正しく行われていない(書き込まれていない、正常でない値を書き込んでしまう)ことがあります。 そのような状況の時にDRA-CAD起動しようとすると、ツールバーの位置を再現できずにDRA-CADが起動できないという現象が起こることがあります。 対処方法 上のような状況に該当する場合には、一度下記の方法でレジストリの一部を削除してみてください。
もし、上記の操作を行っても起動できない場合、起動できなくなる前にパソコンの環境を変更しなかったかご確認ください。 注意
レジストリエディタで関係のない部分を消してしまうとプログラムが起動しなくなるおそれがあります。上記は注意して操作を行ってください。 Ver3.1.3.5からはレジストリの操作で、下記のような設定もできるようになっています。 HKEY_CURRENT_USERSoftwareKozoSystemDRA-CAD for Windows ver3.1ToolBar bReadToolBarLayoutの値が「1」なら、ツールバーの配置情報を読み込まない HKEY_CURRENT_USERSoftwareKozoSystemDRA-CAD for Windows ver3.1ToolBar bIngoreTooBarLayoutWithShiftの値が「1」なら、起動時のツールバーの配置情報を通常は読み込むが、[SHIFT]キーを押しながら起動する場合だけ読み込まないようにする DRA-CAD4の場合は、「DRA-CAD for Windows ver3.1」の所をそれぞれお持ちのバージョンに読み替えてください。 最新版のダウンロードサイトはこちらから 関連文書 DRA00594 DRA-CADが突然起動できなくなった(DRA-CAD5/LE以降)文書情報
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