基準水平地盤反力係数の変位算定時割増係数αyと曲げモーメント算定時αmの出力について [文書番号 : BUS00898] 概要
基準水平地盤反力係数の割増係数αが、変位算定時αyと曲げモーメント算定時αmで値が異なる場合の計算結果出力 質問 基準水平地盤反力係数の割増係数αが、変位算定時αyと曲げモーメント算定時αmで値が異なる場合、それぞれの応力計算結果を確認することはできるか。 回答
計算結果書の各項目に出力される値は以下の通りです。
※記号は以下を示します。
※断面計算時等の設計用応力は、曲げモーメント算定用αmを考慮した基準水平地盤反力係数khoから求めた値を採用します。
※αy=αmである場合、変位算定時と曲げモーメント算定時のkho、kh、β等は同値であるため、変位算定時、曲げモーメント算定時を区別した出力は行いません。kho、kh、β等は単一の結果のみを出力します。 ※杭単独計算(KPDレコード)の結果も上記に準じます。 ※khoの割増係数が直接入力されている場合は警告メッセージW-K301が出力されます。 以下に、αy=4、αm=15の割増係数を見込めると仮定した場合の計算結果を示します。 変位算定時αyと曲げモーメント算定時αmの各々の水平地盤反力係数による応力計算結果は、 杭の荷重組合せ後の水平力に対する応力計算過程およびその内訳を出力したCSV形式ファイル「PILE_SECTION_DESIGN_STRESS.CSV」で確認することができます。 出力内容は以下の通りです。 ・各割増係数時の基準水平地盤反力係数khoおよび特性値βの計算過程 ・割増係数αy時に対する水平地盤反力係数khの収斂計算過程 ・各割増係数時の応力・変位結果 CSVファイルは以下の操作により、出力されます。 [出力]-[オプション]から「出力オプション」ダイアログを起動し、「出力設定」の「CSV形式ファイルを出力する」にチェックを入れ、基礎構造計算を実行してください。 [ファイル]-[環境設定]の「ワークパス」に定義されているフォルダ中にある「FD1OUT」フォルダに「PILE_SECTION_DESIGN_STRESS.CSV」ファイルが生成されます。 例)C:\Documents and Settings\..\My Documents\kozosystem\bus5\work\FD1OUT\ PILE_SECTION_DESIGN_STRESS.CSV 詳細 GGパイルの基準水平地盤反力係数kh、メッセージに関しては、 BUS-基礎構造 追加機能説明書 「㈱トラバースの認定工法、鋼管杭の追加」の「2.計算概要」、「6.2 メッセージの追加」 を参照してください。 ※上記資料は、 ヘルプの目次のBUS-基礎構造 Ver.4.0「(株)トラバース認定工法・鋼管杭」ボタン をクリックして表示することができます。 参考
㈱トラバースの杭およびGGパイル工法については、以下のホームページおよび連絡先にお問い合わせください。 ㈱トラバース 住所:〒272-0121 千葉県市川市末広2丁目4番10号 FAX :047-359-1199 HP :http://www.travers.co.jp/ E-Mail: ※1.営業日の都合上、回答が遅れることがありますので何卒ご了承ください。 ※2.回答メールが迷惑メールフォルダへ振り分けられてしまう場合がございますので、メールソフトの設定等も事前にご確認ください。 文書情報
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