W2008メッセージの説明
【W2008:[モデル] 入力されたはりが開口と重なっているか、壁から突出している恐れがある。】
下記のフレーム図で、①②の入力が有る場合に出力されます。
①はりと開口が重なっている場合。
②最上層のはりに上端レベルが指定されている場合。
①のような場合、開口は、はり面までとして計算を行いますが、開口とはりの入力が重なっている状態ですので、
入力をご確認いただき、開口の位置やサイズを変更する等、ご対応ください。
②のような場合は、「はりが壁から突出している」場合に該当しますので、W2008メッセージを出力します。
但し、上記の入力が有った場合でも、①の場合は、はりは開口による欠損はないものとしてモデル化し、
荷重計算を行います。また、②の場合も入力された断面ではりのモデル化を行い、荷重計算を行います。
よって、W2008メッセージが出力されるような場合は、入力に問題がないかをご確認いただき、
問題がなければ確認を促すメッセージとお考えいただき、そのまま計算結果をご利用ください。