DRA-CAD11シリーズから追加された[表示設定]ダイアログについて [文書番号 : DRA00883]

概要
DRA-CAD11シリーズから[表示設定]が追加されました。
ダイアログの表示方法と、機能についての紹介です。
操作
画面下部のステータスバーにある[表示設定]をクリックすると、表示/非表示を切り替える事ができます。
ダイアログ表示後は、右上の「閉じる」ボタンをクリックしても非表示にできます。


詳細

「環境設定」コマンド内の[表示]タブの設定の一部を[表示設定]ダイアログですぐに変更できるようになっています。
ボタンの色が変わっている所が選択されている設定です。
解説
描画方法
表示方法を指定します。
[GDI]
Windowsの標準的な描画方法(DRA-CAD10以前の描画方法)で表示します。
[DirectX]
Microsoft DirectXを使用した描画方法で表示します。GDIの描画よりも高速に表示します。
GDI表示よりもメモリ消費量が多くなる事があります。

マーカー表示
「環境設定」コマンドの[表示]タブで、[選択図形のハイライト表示]がチェックされている場合に、選択された図形またはポリライン頂点に[選択マーカー][ポリラインマーカー]で設定されているサイズのマーカー(制御点)を表示します。

矩形で表示
ブロック・シンボル・画像を最大最小の矩形だけで表示します。印刷時やレンダリング時は定義どおりそれぞれの実データで印刷されます。

反転表示
[背景色と同じ線]または[背景色と同じ塗り]の色のプリミティブ(線分や文字など)を反転表示(白または黒)するかどうかを設定します。
塗りカラーが色番号ではなく「背景色」になっている塗りつぶしは、反転表示しません。

印刷状態で表示
線種・線色・線幅をそれぞれ出力時と同じ状態で画面上に表示します。
線種は図面縮尺でピッチを計算して表示します。
ただし、描画速度は遅くなります。
描画方法で「DirectX」を設定した場合、線種は常に有効になり、変更できません。
 また、線幅は常に1ドット描画になり、変更できません。

その他の表示
[回転した画像]は、回転角度のある画像を表示します。
ただし、描画速度は遅くなります。
設定しない場合は最大最小の矩形だけで表示・印刷します。
描画方法で「DirectX」を設定した場合は常に有効になり、変更できません。

[3D時に文字]は、3次元編集モードで文字列を表示します。
文字列が多いデータの場合は、描画に時間がかかります。
「環境設定」コマンドの〔表示〕タブで[TrueTypeをDRA文字表示]をチェックした場合は、描画速度が向上します。
背景色
[白で表示]または[黒で表示]ボタンをクリックすると、背景色を白または黒に変更することができます。
色を設定し設定色にすることもできます。




文書情報

製品カテゴリ: DRA-CAD 最終更新日: 2019-08-06
バージョン: DRA-CAD11 plus LE,DRA-CAD11 plus,DRA-CAD11LE,DRA-CAD11,
文書番号: DRA00883
分類: 便利な使い方


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