ベースプレートが配置された露出柱脚部の確認を下記項目内容で行います。
1)基礎コンクリートの破壊防止の確認
① コンクリート立ち上げ部の縁辺の圧壊防止の確認
② コンクリート立ち上げ部の圧壊防止の確認
③ アンカーブロック上面のコンクリートの圧壊防止
④ 基礎コンクリートの割裂防止(コンクリートのコーン状破壊)
⑤ アンカーボルトによる基礎コンクリート立ち上げ部のせん断破壊防止
⑥ 列アンカーボルトによる基礎コンクリート立ち上げ部のせん断破壊防止
2)露出柱脚のベースプレート破断防止の確認
① 端部破断の防止
② はしあき部破断の防止
③ ボルト穴周辺破断防止
参考文献「秋山宏:鉄骨講座’88 柱脚を考える、柱脚の耐震設計、建築技術No.488、1988.12」
各項目の計算式はDB6.3.0.0 リリースノート「1-2.露出柱脚の破断防止の確認」をご確認下さい。
DB6.3.0.0 リリースノートPDFマニュアルは、プルダウンメニュー[ヘルプ]→[ヘルプの目次]から「BUS-5 Series ヘルプ」
を起動し、BUS-5シリーズ リリースノート 「DB6.3.0.0リリースノート」ボタンをクリックしてください。
基礎コンクリートの破壊防止の確認検討時に使用される基礎コンクリート柱(基礎柱)の設定及び配置方法について説明します。
[基本データ入力]→[柱]→[RC・SRC柱符号の入力]でRC柱のサイズを設定。
(S柱符号名称と重複しない名称として下さい。なお、配筋は計算には使用されませんが、計算結果に出力されるので
実際の配筋を入力して下さい。)
[基本データ入力]→[柱]→[基礎柱符号の配置]で設定したRC柱符号を配置。
※[基礎柱符号の配置]より配置していない場合はベースプレートサイズ=RC柱サイズとして計算します。