はね出しばりの片持ばり部先端のたわみ [文書番号 : HST00106] 概要
はね出しばりの片持ばり部先端のたわみは、単純ばり部の一端に曲げモーメントが作用したときの回転変形によるたわみを、片持ばり部を片持ばりとしたときのたわみに加算して求めます。 質問 はね出しばりの片持ばり部先端のたわみは、どのように計算していますか。 回答
はね出し単純ばりの片持ばり部先端のたわみは、下記のとおり計算しています。 1.単純ばり部の一端に、片持ばり部元端を固定とみなしたときの曲げモーメントを作用させます。 2.単純ばり部の一端の回転変形θを求めます。 3.求めたθによるたわみδを、片持ばり部元端を固定とみなした片持ばり部先端のたわみに加算します。 単純ばり部の一端に曲げモーメントが作用したときの回転変形θは、 θ=M・L/(3EI) ここに、 M:片持ばり部元端を固定とみなしたときの曲げモーメント L:単純ばり部の長さ E:単純ばり部のヤング係数 I:単純ばり部の断面2次モーメント θによる片持ばり部先端のたわみδは、 δ=θ・l ここに、 l:はね出し単純ばりの片持ばり部の長さ 文書情報
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