以下の手順で、BUS-5で作成した柱、はりの断面寸法や配筋などのデータを、BUS-断面リストで読込むことができます。
①図面用BUSデータを作成する
- BUS-5を起動し、BUS-5のプルダウンメニューから[ファイル]→[開く]を選択してBUSデータファイルを開きます。
- BUS-5のプルダウンメニューから[ファイル]→[環境設定]を選択し、環境設定ダイアログを表示します。
「入出力設定」の[設定]ボタンをクリックし、〔データ作成〕タブで「図面用BUSデータ作成」のチェックがオフの場合はオンに設定します。設定後、[OK]ボタンをクリックします。
- BUS-5のプルダウンメニューから[計算]→[準備計算]を選択し、準備計算を実行します。
計算を実行すると、自動的にBUSの[環境設定]で設定している「データパス」に図面用BUSデータファイル(拡張子「*.DSX1」)が作成されます。
※準備計算を含む計算でも図面用BUSデータファイルが作成されます。
②BUSデータの読込み
- BUS-断面リストを起動し、[ファイル]→[新規作成]を選択します。
「作成する断面データ入力表」で、読込む断面を選択し、「作成方法の選択」で、「図面用BUSデータの読込みを行う」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
※「作成する断面データ入力表」で、はり断面を読込む場合は、はり断面リスト、柱断面を読込む場合は、柱断面リスト、はり柱両方の断面を読込む場合は、はり・柱断面リストを選択します。
- BUSデータからの読込みダイアログが起動します。
[図面用BUSデータパス]の右にある[最新のパス]をクリックすると[環境設定]の図面用データパスのフォルダ内に存在する最新の図面用データファイルのパスが格納されます。
最新の図面用データファイル以外を選択する場合は、[図面用BUSデータパス]の右にある▼キーを押して、リストから参照…を選択します。
表示された[図面用BUSデータを開く]ダイアログから、図面用BUSデータファイル(拡張子「*.DSX1」)を指定します。
- 読込み指定を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
※「BUSデータからの読込み(はり)」ダイアログを閉じた後でも、[ファイル]-[BUSデータからの読込み]で再度BUSデータからの読込みダイアログを開くことができます。ここでは、「位置(左端、中央、右端)を読込む」、「先頭の数字を取り除く」、「先頭の文字を取り除く」にチェックをし、「取り除く文字」は符号RG1やFG1のRやFを取り除きG1とするため、R,Fと設定しています。データの読込みを行う階は13~4階とするため、「階の指定」で3~1階のチェックを外しています。
- BUSデータから読込んだ断面寸法や配筋などのデータが、断面データ入力表、断面リストプレビューに表示されます。