【はりの横補剛による変形能力の確認】
①、②の計算を行い、どちらか一方を満足すれば、判定では「OK」となります。
横補剛として有効な設定は下記の2種類になります。
2種類ともに入力された場合は、加算になります。
●横補剛材:鉄骨小ばり(横補剛有効指定を”有効”) ●はり横つなぎ材
①:はり全長にわたって均等間隔で横補剛を設ける場合
λy ≦λ=170 + 20n(400ニュートン級炭素鋼のはりの場合)
λy ≦λ=130 + 20n(490ニュートン級炭素鋼のはりの場合)
λy =L/iy
②:主としてはり端部に近い部分に横補剛を設ける場合
lbmax = min( 250・(Af/h) , 65・iy )(400ニュートン級炭素鋼のはりの場合)
lbmax = min( 200・(Af/h) , 50・iy )(490ニュートン級炭素鋼のはりの場合)
・計算結果の出力項目は計算ルート指定により下記
○ルート1-2・ルート2の場合
「A-4.5.1 Sはりの断面計算 (5)はりの横補剛による変形能力の確認」
○ルート3の場合
「U-5.3 はりの横補剛による変形能力の確保(保有耐力横補剛)」
・2007年版建築物の構造関係技術基準解説書P593~596の方法に準拠