計算書「U-2.3.3　S造各部の部材耐力　はり」に出力されている各断面位置の部材耐力に関して詳細な結果を確認したい。

データベース番号6.2.0.5(2009年9月中旬公開)より「Sはり部材耐力の選択計算」機能を公開しました。
こちらに各種計算結果を出力していますので、以下の操作をご参照のうえ活用ください。

1.メニュー:計算->S造耐震診断(個別)->Sはり部材耐力の選択計算　をクリックします。
　※S造耐震診断計算をあらかじめ行う必要はありません。入力内容を考慮してできるだけ計算する
　　仕様です。ただし弾性応力計算結果がない場合は曲げ座屈耐力のモーメント係数Cb,M2/M1計算が
　　できないので、ご注意ください。
2.入力伏図もしくはフレーム図で確認したい部材を選択します。
　※確認したい部材は個別選択、範囲選択可能です。ただし範囲選択の場合は、出力終了までに
　時間がかかる場合があります。
　
3.計算結果が出力されます。
　手計算で確認できるように各種諸元と計算内容を明記しています。
　

以下、選択計算での補足説明をさせていただきます。
1.出力される内容は耐力計算の基本となるMp(全塑性モーメント)、Mc(曲げ座屈耐力)等で、終局時Co時の軸力による
　曲げ耐力の計算過程は出力されませんが、基本となるMp、Mc等から算出してください。
2.出力内容は手計算で確認できるように内訳などを明記しております。各断面で計算結果が同一内容の場合は
　集約しておりますが、ページをまたぐ場合があります。