- CPUが速い方が良い DRA-CADの全体的な動作速度は、主にCPUに依存します。
- マルチコアCPUのメリット DRA-CADは起動時やレンダリングでマルチコアに対応した処理を行っており、マルチコアのCPUであれば速度が向上します。
- 推奨するメモリサイズについて CPUの次に重要なのがメモリサイズです。
- グラフィックカードの選択 DRA-CADでは動作環境に「OpenGLならびにDirectXの機能をサポートできるビデオカードとドライバー」が必要ですが、最近購入できるPCであれば問題ありません。
- マルチタッチについて DRA-CADにはマルチタッチ操作に対応した機能が搭載されています。
- ストレージはSSDを選択する OSおよびアプリケーション(DRA-CAD)をインストールするストレージにはSSDを選ぶことをお勧めします。
- ARM版WindowsではDRA-CADは利用できない Surface Pro Xや、CPUにSnapdragonが搭載されているPCに採用されているARM版Windowsでは、DRA-CADは動作いたしません。
CADは浮動小数点の計算が多く、CPUが高速になることで、描画やレンダリング、全体的なソフトの実行速度が変わります。
Intel製のCPUであれば、CelelonよりCorei3、i5、i7、i9と数字が大きいほどCPUが速くなります。できればCore i7以上とするのがおすすめです。
AMD製のCPUであれば、Ryzen 3、Ryzen 5、Ryzen 7、Ryzen 9と数字が大きいほどCPUが速くなります。できればRyzen 7以上とするのがおすすめです。
また、新しい世代のCPUの方が高速に動作し、CPUのクロック周波数が高い方が高速です。
また、DRA-CADと他のプログラムを同時に使用される場合もマルチコアのCPUの方が快適にご利用いただけます。
メモリが不足すると頻繁にディスクアクセススワップが発生するため、操作性が著しく低下します。
予算の許す可能な限り大容量なメモリサイズが望ましいです。少なくとも16GB、可能であれば32GB以上を推奨します。
PCのグラフィックカードは、プロセッサやチップセットに内蔵されているものと、外付けの専用プロセッサを使用するものがあります。一般的に専用プロセッサを使用して画面描画を行う方がより高速に描画されます。
DirectX描画モードでは、グラフィックカードの性能に応じて、2次元図面や3次元ワイヤフレームの表示を高速に行うことができます。
3次元編集時の隠面除去表示方法「OpenGL」では、グラフィックカードの性能に応じて高速に隠面除去表示が行われます。
しかしGDIの描画やレンダリング速度はグラフィックカードの性能に依存せず、CPUの速度によります。レンダリングを速くするにはよりコア数が多くクロック周波数が速いCPUと十分なメモリが必要です。
タブレットPCやマルチタッチモニタに対応したPCでは、表示した図面を指先で触れるだけで、パンニングや拡大縮小、回転、赤ペン、クイックメジャーが行えます。二本指でダブルタップすると、回転を0度に戻し全図形表示します。
図面を見ながら打ち合わせする場合などにご活用いただけます。
マウスの左クリックやダイアログの操作も指で行うことができますが、指先で正確な位置を指示することは難しいため、作図作業はマウスで行うことをお勧めします。
SSDはHDDに比べて読み書きが速く、起動やファイルの読み書き、自動保存などが高速になります。