レイヤ名やカラーを初期値として設定しておきたい(DRA-CAD11以前) [文書番号 : DRA00709]
概要
レイヤの名前、カラーの設定、線種ピッチ、印刷の設定を初期値として設定する方法を説明しています。
初期値が設定されている場合、新規図面を作成すると、これらの初期値が図面に設定された状態になります。
操作
- 新規図面を作成します。
- 設定したいレイヤ、カラー、線種、線幅、印刷設定の各項目を設定します。
- 名前を付けて保存コマンドでわかり易いフォルダ内にDRAWIN.mpzという名前で保存します。
保存したら一度ファイルを閉じてください。
- メニューバー「ファイル」→「環境設定」をクリックします。
- ダイアログが表示されます。「その他」タブをクリックします。
環境設定ダイアログ

Ctrlキーを押しながら「読込み(S)」ボタンを左クリックします。
(DRA-CAD9シリーズではCtrlキーを押す必要はありません。)
※環境ファイルを読込む場所を指定できます。また、DRAWIN.mpzファイルを置く場所になります。
- 用意したDRAWIN.mpzファイルをドラッグして、左のダイアログにコピーします。

次回起動時からこのファイルに書かれた設定を読み込んで新規図面を作成します。
- 「キャンセル」ボタンを押してダイアログを閉じて、環境設定コマンドを終了します。
- DRA-CADの初期値に戻したい場合は、DRAWIN.mpzファイルを削除します。
補足
DRAWIN.mpzファイルは、新規図面の作成時だけではなく、DWG/DXF/JWW/MPW/MPPファイルなどの読み込み時にも有効になります。
ただし「環境設定」の[図面]タブで図面枠ファイルが設定してある場合、新規作成時はそちらが優先されます。
関連文書
DRA00157 レイヤ名やカラーを初期値として設定しておきたい(DRA-CAD12以降)