応力図に出ているモーメントを合計しても0とならない箇所は、
"直交フレームと連結するはり"の応力を表示していないためです。
WALL-RCでは、立体解析モデルを作成して応力解析を行っています。
壁式では柱が直交フレームとの交点に来ることは稀であるため、
WALL-RCでは直交フレームとの連結は、はり材を設けて連結
しています。
このはりの応力は、以下の操作で確認することができます。
①応力計算、またはそれ以降の計算を行います。
②[ウィンドウ]-[応力図]を開きます。
③ウィンドウ内で右クリックし、「図面の表示設定」を開きます。
④[応力計算タブ]の「はりの応力図(壁内)」にチェックを入れてOKボタンを押します。
⑤応力図に壁内の応力が表示されます。(数値は表示していません。)