応力図の壁柱はり交点のモーメントが釣り合わない [文書番号 : WALL00013]

概要
通常、応力図の節点モーメントの総和は0となりますが、
応力図に出ているモーメントを合計しても0とならない点に
ついて説明します。
回答
応力図に出ているモーメントを合計しても0とならない箇所は、
"直交フレームと連結するはり"の応力を表示していないためです。

WALL-RCでは、立体解析モデルを作成して応力解析を行っています。
壁式では柱が直交フレームとの交点に来ることは稀であるため、
WALL-RCでは直交フレームとの連結は、はり材を設けて連結
しています。


このはりの応力は、以下の操作で確認することができます。

①応力計算、またはそれ以降の計算を行います。
②[ウィンドウ]-[応力図]を開きます。
③ウィンドウ内で右クリックし、「図面の表示設定」を開きます。
④[応力計算タブ]の「はりの応力図(壁内)」にチェックを入れてOKボタンを押します。
⑤応力図に壁内の応力が表示されます。(数値は表示していません。)



文書情報

製品カテゴリ: WALL シリーズ 最終更新日: 2007-06-05
バージョン: WALL シリーズ[All],
文書番号: WALL00013
分類: 出力一般


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