せん断破壊する鉛直部材がある場合の保有水平耐力の算定(RC造) [文書番号 : BUS00572]

概要
「終局時判定条件」の設定について
質問
せん断破壊する鉛直部材がある場合の保有水平耐力の算定についておしえてください。
回答
文献1)の「第4章 7階建の板状マンションの設計」等を参考にしますと
  「U-3.4 終局時ヒンジ図(Ds算定時)」
「U-3.5 終局時機構図(Ds算定時)」などに壁や柱にせん断破壊が生じている場合は
[許容応力度等(&Q)][保有計算-保有水平耐力計算条件(&U)][計算条件(&C)]の
「計算条件」タブ(UCOレコード)の「終局時判定条件」は
「層間変形角または脆性破壊の発生」にして、
脆性破壊が発生した時点で保有水平耐力を求めるようにするとした方が、
設計方針としては説明しやすいかもしれません。
また、この場合は「A~Cランク部材の耐力低減係数」のαは1.0でよいかと思います。

参考
文献1) 「RC建築構造の設計」 日本構造技術者協会 平成16年3月
関連文書
BUS00615 「A~Cランク部材の耐力低減係数」αについて



文書情報

製品カテゴリ: BUS-6/5 / 基礎構造 / COST 最終更新日: 2012-03-23
バージョン: BUS-5[ver1.x],
文書番号: BUS00572
分類: その他


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