RC造の中にS造が含まれる架構の立体応答解析を行っています。
この場合、減衰の取扱が問題になると思います。
SNAPでの減衰の設定方法を教えてください。
部材剛性比例型減衰の設定方法 [文書番号 : SNAP00027] 概要
部材剛性比例型減衰の設定方法について 質問 RC造の中にS造が含まれる架構の立体応答解析を行っています。 この場合、減衰の取扱が問題になると思います。 SNAPでの減衰の設定方法を教えてください。 回答
部材剛性比例型の減衰を使用することで、RC部材の減衰定数を3%、S部の減衰定数を2%といったように部材毎に減衰を設定することができます。 部材剛性比例型の減衰を設定するには、[架構]→[減衰]で「種別」を「5:部材瞬間剛性比例型」もしくは 「6:部材初期剛性比例型」として、[架構]→[部材]→[はり]、[柱]などの「減衰」に減衰定数hもしくは 比例係数(=2h/ω、ω:固有円振動数)を入力します。 また、[応答解析]→[解析ケース]の「減衰-名称」で設定した減衰の名称を入力することで、 設定した減衰を使用して応答解析を行うことができます。 [はり]、[柱]などの「減衰」で入力する値については、[架構]→[減衰]の「減衰定数入力」の設定により、 「0:しない」の場合は、各部材の「減衰」には比例係数(=2h/ω)を入力します。 この場合、入力された値に部材剛性マトリクスを乗じて部材減衰マトリクスを計算します。 「1:する」の場合は、各部材の「減衰」には、減衰定数hを入力します。 この場合、[応答解析]→[解析ケース]の「減衰-次数」で設定した次数のωから2h/ω求めて、部材減衰マトリクスを計算します。 文書情報
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