ワークパス内の剛心計算・重心計算等の内訳CSVファイル [文書番号 : BUS00509]

概要
剛心計算・重心計算等の内訳がBUSOUフォルダにCSV形式で出力されています。
各ファイルの内容は下記のとおりです。EXCELなどの表計算ソフトで開くことが出来ます。
質問
[ファイル][環境設定]でワークパスに指定したフォルダ内のBUSOUTフォルダに生成されるCSVファイルについて教えて下さい。
回答

偏心率計算時において、重心位置・剛心位置を計算する為の、
柱・壁のQ/δ、固定荷重+地震用積載荷重による鉛直部材鉛直力
(擬似立体モデルでは、固定荷重+地震用積載荷重による節点重量)、
雑壁では、D値(計算内容は概要編を参照のこと)・重量などを
CSV出力できるようになっています。
出力先は、環境設定で指定したワークフォルダ内のBUSOUTフォルダです。

以下が出力されるCSVファイル名と、出力内容(概要)です。

1.Point.csv
 計算で使用する節点番号と軸・層との位置関係(解析用節点番号ではありません。)、
 節点のX、Y、Z座標を出力します。

2.Dc.csv
 柱のQ/δ、剛床,剛性を考慮する剛床番号、柱位置座標、剛心計算へ考慮する・しない 
 などを出力します。

3.Dw.csv
 壁・ブレースQ/δ、剛床,剛性を考慮する剛床番号(剛性を考慮する階名)、
 壁・ブレース位置、剛心計算へ考慮する・しない などを出力します。

4.DwD.CSV
 フレーム面内・面外雑壁について、剛床,雑壁剛性を考慮する剛床番号、
 基準座標X方向の軸との角度、雑壁の厚さ・長さ・n値・n値を考慮した雑壁の断面積。
 雑壁の水平剛性、そで壁のつかない柱の断面積、基準とする中柱の断面積の階の合計、
 そで壁のつかない柱のD値基準とする中柱のD値の階の合計、面内雑壁、面外雑壁の区別
 などを出力します。

5.JYUSIN_C.CSV
 立体解析では、重心計算用柱鉛直力(固定荷重+地震用積載荷重作用時)、
 鉛直力を考慮する剛床番号などを出力します。
 擬似立体解析では、重心計算用節点重量(固定荷重+地震用積載荷重)などを出力します。

6.JYUSIN_W.CSV
 重心計算用壁・ブレース柱鉛直力(固定荷重+地震用積載荷重作用時)、
 鉛直力を考慮する剛床番号などを出力します。

7.JYUSIN_PW.CSV
 軸力に含まれない雑壁の重心計算用重量(固定荷重+地震用積載荷重)などを出力します。

8.JYUSIN_AW3.CSV
 任意点追加重量(AW3)(固定荷重+地震用積載荷重)などを出力します。

9.FLOOR_DISP.CSV
 柱位置での層間変位・層間変形角などを出力します。

10.RE2.CSV
 各多剛床での偏心率などを出力します。多剛床がある場合のみ出力します。
関連文書
BUS00627 CSV形式ファイル出力



文書情報

製品カテゴリ: BUS-6/5 / 基礎構造 / COST 最終更新日: 2012-03-23
バージョン: BUS-5[ver1.x],
文書番号: BUS00509
分類: 計算結果


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