Windows7 32ビット版で2018年3月以降の月例更新プログラムをインストールすると、再起動時にWindowsが立ち上がらず、起動できなくなります。

以下の月例更新プログラムが該当します。

• 2018年3月「2018-03 x86 ベース システム用 Windows7 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ(KB4088875)」(Microsoftが提供する更新プログラムKB4088875)
• 2018年4月「2018-04 x86 ベース システム用 Windows7 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ(KB4093118)」(Microsoftが提供する更新プログラムKB4093118)
• 2018年5月「2018-05 x86 ベース システム用 Windows7 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ(KB4103718)」(Microsoftが提供する更新プログラムKB4103718)
• 2018年6月以降の月例更新プログラム

なお、この状態となった場合はセーフモードで起動すると、「Windows 更新プログラムの構成に失敗しました　変更を元に戻しています」と表示され、以前の状態に自動的に戻してくれます。

この問題は、Microsoftが提供する更新プログラムによるCPU 脆弱性 (Meltdown) の緩和策の導入のための修正に関連し、ジェムアルト社製HASPドライバーの互換性に問題が発生していることに起因します。

詳細につきましては、下記マイクロソフトのページをご確認ください。
[2018年3月以降の月例更新プログラムの適用後、Windows 7 の 32 ビット (x86) 端末で再起動を繰り返す場合の対応]
https://blogs.technet.microsoft.com/askcorejp/2018/05/24/windows7_restart_loop_after_installing_update/

この情報は2018年10月24日時点のものです。
ご不明な点がございましたら、お手数ですが、弊社サポートセンターまでお問い合わせください。