石の乱張りのハッチングパターンを作る方法 [文書番号 : DRA00901]

概要
建物外溝に石を乱張りする場合などに、形や大きさが揃っていないハッチングパターンを作図する方法です。
操作
1.パターンの繰り返しの範囲(矩形)を作ります。

  縦横のサイズは任意です。
  大きい方がハッチングなどに使用した場合、ランダムなパターンが続く事になります。


2.範囲の中に収まるように石のパターンを描きます。

  小さい間隔のグリッドを表示して、任意点スナップモードで描くと便利かもしれません。



3.範囲の縦横をそれぞれ2等分する線を描きます。

4.別の場所に同じ範囲を描き、「複写」コマンドの[矩形クリップ]のチェックをONにして複写します。
  ・元の範囲内の石のパターンの右下の1/4部分を新しい範囲の左上に。
  ・元の範囲内の石のパターンの左下の1/4部分を新しい範囲の右上に。
  ・元の範囲内の石のパターンの右上の1/4部分を新しい範囲の左下に。
  ・元の範囲内の石のパターンの左上の1/4部分を新しい範囲の右下に。
  にコピーします。
 これで隣り合った範囲の石のパターンは連続する事になります。



5.範囲中央付近に石のパターンを書き足し、範囲の内部全体を石のパターンで満たします。



これで上下左右が連続した石のパターンができます。
「ハッチング図形」コマンドや「カスタムハッチ」コマンドのパターンファイルとして登録すれば、石のパターンを貼りこむ事ができます。

作図したパターンを4つ並べた例





文書情報

製品カテゴリ: DRA-CAD 最終更新日: 2017-08-23
バージョン: DRA-CAD[All],
文書番号: DRA00901
分類:


kozoStation オンライン販売 ソフトウェアのご購入は、オンライン販売からご購入ができます。オンライン販売では、10%OFFでご購入ができます。