p/min(3Dp,Dp+2dmin)による設計用応力の割増しについて [文書番号 : RTW00012]

概要
[擁壁]ダイアログの[底版]タブの「p/min(3Dp,Dp+2dmin)で設計応力を割ります」のチェックについて
質問
[擁壁]ダイアログの[底版]タブに「p/min(3Dp,Dp+2dmin)で設計応力を割ります」のチェックがありますが、
この設計用応力の割り増しは必要でしょうか?
回答
p/min(3Dp,Dp+2dmin)による設計用応力の割り増しは、
RTW2-マニュアルp.34の記載のとおり、鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説1999年版(RC規準)p.254,255
の考えをもととしております。

建築基礎構造設計指針では、基礎スラブの検討の際の各種応力に対する強度算定式は
「鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説」等を参考とするとしており、
RC規準に「例えば、部材幅を曲げ配筋範囲(XまたはY)とするなど、安全側の設計を行うことが望ましい。」
との記載があります。
(ここで、X=min(3a',a'+2D), Y=min(3a,a+2D))

p>min(3Dp,Dp+2Dmin)の場合は、上記のXYの範囲が重複することとなりますので、
安全側の設計を行う目的で応力の割り増しをされていない場合には、
断面算定の出力で警告のメッセージを出力しております。



文書情報

製品カテゴリ: RTW 最終更新日: 2009-06-02
バージョン: RTW[Ver.2x],
文書番号: RTW00012
分類: 操作・入力


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