ブロックやパッケージなどの複合図形は何が違いますか? [文書番号 : DRA00714]

概要
複合図形のブロック、パッケージ、シンボル、オーバーレイについて説明しています。
解説
DRA-CADには複合図形として、ブロック、パッケージ、シンボル、オーバーレイがあります。
これらの違いは下記のようになります。

【ブロック図形】
  • 文字や図形を一固まりとしたパーツです。
  • 登録した図面内に保存されるため、他の図面で使用する場合は、ブロック登録されている図面から[ブロックリスト]コマンドでインポートします。

【パッケージ】
  • 文字や図形を一固まりにします。
  • 移動や複写などで、図形の選択漏れがなくなり、図形選択操作も簡単になります。
  • パッケージ内の図形を個別に編集する際は「パッケージ編集」コマンドを使用します。
    (DRA-CAD16シリーズまではパッケージを分解し、編集後に再度「パッケージ化」します。)

【シンボル】
  • ファイルを丸ごと一固まりの図形として扱えます。
  • 拡大縮小や、回転など、パッケージと同様の扱いができます。
  • 参照元のファイルを変更されると、シンボルも変更されるため、参照するデータの扱いのルールを決めておく必要があります。
  • 三次元では、ライトや材質もそのファイル内で独自に保持しているため、作業中の図面の材質やライトに影響を与えずに作業が行えます。
  • シンボル内にあるシンボルは表示されません。

【オーバーレイ】
  • ファイルを丸ごと重ね合わせて表示できます。
  • 位置の移動や回転、ファイル内のレイヤの表示、非表示、表示する範囲の指定が行えます。
  • オーバーレイ図形毎に、表示や、表示色、印刷の不可、スナップの不可が設定できます。
  • オーバーレイしているファイルに設定されているオーバーレイファイルは表示されません。
  • 作図する上で、参照したい図面をオーバーレイすることや、部分毎に描き分けた図面を結合するときに使えます。



文書情報

製品カテゴリ: DRA-CAD 最終更新日: 2023-08-02
バージョン: DRA-CAD8,DRA-CAD8LE,DRA-CAD7,DRA-CAD7LE,DRA-CAD6,DRA-CAD6LE,DRA-CAD5,DRA-CAD5LE,DRA-CAD4,DRA-CAD4LE,
文書番号: DRA00714
分類:


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