これらの違いは下記のようになります。
【ブロック図形】
- 文字や図形を一固まりとしたパーツです。
- 登録した図面内に保存されるため、他の図面で使用する場合は、ブロック登録されている図面から[ブロックリスト]コマンドでインポートします。
- 文字や図形を一固まりにします。
- 移動や複写などで、図形の選択漏れがなくなり、図形選択操作も簡単になります。
- パッケージ内の図形を個別に編集する際は「パッケージ編集」コマンドを使用します。
(DRA-CAD16シリーズまではパッケージを分解し、編集後に再度「パッケージ化」します。)
- ファイルを丸ごと一固まりの図形として扱えます。
- 拡大縮小や、回転など、パッケージと同様の扱いができます。
- 参照元のファイルを変更されると、シンボルも変更されるため、参照するデータの扱いのルールを決めておく必要があります。
- 三次元では、ライトや材質もそのファイル内で独自に保持しているため、作業中の図面の材質やライトに影響を与えずに作業が行えます。
- シンボル内にあるシンボルは表示されません。
- ファイルを丸ごと重ね合わせて表示できます。
- 位置の移動や回転、ファイル内のレイヤの表示、非表示、表示する範囲の指定が行えます。
- オーバーレイ図形毎に、表示や、表示色、印刷の不可、スナップの不可が設定できます。
- オーバーレイしているファイルに設定されているオーバーレイファイルは表示されません。
- 作図する上で、参照したい図面をオーバーレイすることや、部分毎に描き分けた図面を結合するときに使えます。