RC規準(1991年版)の場合の付着の検討
 [文書番号 : BUS00601]

概要
旧マニュアルの説明を掲載いたします。
質問
ADSレコード(使用基準)で「RC造断面計算の準拠規準」を「1=RC規準(1991年版)」とした場合、
付着の検討はどのように行なっていますか。
回答
マニュアルに記載が無く申し訳ございません。
BUS-2.5 for Windows 概要編 1998年10月 第1版第1刷発行に
記載の説明P52を転載いたします。

「4)付着
 両端の引張側の鉄筋に対し、τa=Q/Φ・jを長期と短期で求めます。
 τaがfaより大きい場合は、
 ld=σt・at/(0.8fa・Φ)+j
 により必要な鉄筋端までの長さを求めます。なお、かぶり厚さが鉄筋径の1.5倍未満の
 時は、RC規準にそって許容付着応力度の低減を行なっています。

補足
BUS-2.5 for Windows 操作・出力編 1998年6月 初版第1刷発行の
第3章 出力について
 2 主な記号の説明
  2.使用の説明
     「RCはりの計算」P113に記載の内容を下記に掲載します。

Ta.U(D) 各荷重で最大となる上(下)筋の付着応力度で、Lは長期、Sは短期を示します。
Ld.U(D) (Ta>許容付着応力度)となる場合はに必要な上(下)端鉄筋の定着長さを示します。

※(Ta<許容付着応力度)の場合はLd.U(D)には「0.0」と出力します。  



文書情報

製品カテゴリ: BUS-6/5 / 基礎構造 / COST 最終更新日: 2008-05-09
バージョン: BUS-5[ver1.x],
文書番号: BUS00601
分類: 計算結果


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