隠面除去表示(BSP)の表示がおかしい [文書番号 : DRA00178]

概要
隠面除去表示(BSP)での表示がおかしくなる現象に関する情報です。
現象
3次元メニューの隠面除去表示(BSP)を利用した場合に、以下のような現象が発生することがあります(必ず発生するわけではありません)。
  1. 面が全く同じ位置に重なっているとき作成していない線分が表示される
  2. 1枚の面であるにも関わらず「エッジ表示」にすると、面の中ほどに同じ高さの線分が表示される
原因
これらは、計算誤差のために起こっている場合がほとんどです。計算アルゴリズムとして採用している「リストプライオリティ法」は、交差する面がないように1つの面を分解していき、その前後関係を利用して隠面表示するものです。面を分解していく過程で誤差が生じる場合には正しく表示できません。
回避方法
1.の場合は、なるべく面が重複しないようにデータを作成すると回避できる場合もあります。
2.の場合には、パースの方向を変えると線が見えなくなる場合があります。

どちらも根本的な解決になりませんので、現在プログラムの調整を行っています。



文書情報

製品カテゴリ: DRA-CAD 最終更新日: 2000-03-01
バージョン: DRA-CAD[All],
文書番号: DRA00178
分類:


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