CADデータを印刷しようとすると、プレビュー表示されず印刷ができない線があります。
印刷したいのですが、どうしたら良いでしょうか?

※DRA-CAD13シリーズから「補助線図形」の機能が追加されました。

印刷されない線分を「図形のプロパティ」コマンドでご確認ください。
線分が「補助線図形」の場合は、DRA-CADの初期設定では印刷されません。

下記の方法で、線分が補助線図形かの確認と設定の変更ができます。

●補助線図形かどうかの確認方法

1.「図形のプロパティ」コマンドを実行し、線分をクリックして選択します。

　・リボンメニューの場合
　　「ホーム」メニュー→「プロパティ」コマンド
　・プルダウンメニューの場合
　　「修正」メニュー→「図形のプロパティ」コマンド

2.「図形のプロパティ」ダイアログの
[属性]タブの右側に[補助線]タブがあった場合は、その線分は「補助線図形」です。



(1)補助線図形を線分に変更して、印刷する場合

1.「作図」メニューにある「補助線」コマンドを実行します。
2.ダイアログの[変換]タブの【線分に(2)】にチェックを入れます。

3.「補助線図形」をクリックすると、線分に変わります。
4.線分になれば、そのまま印刷ができます。


(2)補助線のまま、印刷する場合

※上記(1)の操作は必要ありません。

1.「DRA-CAD」メニュー→「印刷の設定」→「印刷の設定」コマンドを実行します。
　・リボンメニューの場合
　　「DRA-CAD」メニュー→「印刷の設定」→「印刷の設定」コマンド
　・プルダウンメニューの場合
　　「ファイル」メニュー→「印刷の設定」コマンド

2.ダイアログ内の【補助線図形を印刷(8)】にチェックを入れて、OKボタンで閉じます。

3.設定後、印刷をしてください。