属性の「レイヤ依存」について [文書番号 : DRA00962]

概要
DRA-CAD12シリーズから、色・線種・線幅の属性に「レイヤ依存」「ブロック依存」が追加されました。
この文書ではレイヤ依存について説明します。
解説
DRA-CAD12シリーズから属性の設定項目に「レイヤ依存」と「ブロック依存」という2種類が追加されました。
レイヤ依存は、AutoCADで「ByLayer(バイレイヤー)」と呼ばれている属性の決め方と同じです。

「レイヤの設定」コマンドにレイヤ依存使用時のカラー・線種・線幅の設定欄があります。

DRA-CADの新規図面では、全レイヤでカラーは白(色番号7)、線種は実線(線種番号1)、線幅0.01㎜(線幅番号1)になっています。
レイヤ依存を使用する際は、各レイヤ番号でカラー・線種・線幅を設定します。
下図の例では、「レイヤの設定」コマンドでレイヤ5番に緑・線種番号2の破線・線幅番号10番を設定しています。



線の属性にレイヤ依存を使用する時は、「属性設定」コマンドやリボンメニューの属性パネルでレイヤ依存時の属性を設定したレイヤ番号を設定します。
今回の例ではレイヤ5番です。
次に、カラー、線種、線幅で「レイヤ依存」を選択します。
下の図は、属性設定コマンドとリボンメニューでのレイヤ依存の場所、ステータスバーから属性を設定する時のレイヤ依存の場所です。
今回はカラー・線種・線幅でレイヤ依存を設定していますが、カラーだけ、または線種、線幅だけレイヤ依存を使用し、その他は従来通り番号を設定する事も可能です。



下図は、レイヤ番号を5番に設定し、カラー・線種・線幅で「レイヤ依存」を選択して作図した線です。
レイヤ5番に設定したカラー・線種・線幅で作図されます。
(線幅がわかりやすいよう、「線幅を印刷状態で表示」で表示しています。)



作図後にカラー・線種・線幅を変更したい時は、「レイヤの設定」コマンドでカラー・線種・線幅を変更すると、レイヤ依存を使用したレイヤの図形全てに変更が反映します。





文書情報

製品カテゴリ: DRA-CAD 最終更新日: 2016-04-14
バージョン: DRA-CAD14シリーズ,DRA-CAD13シリーズ,DRA-CAD12シリーズ,
文書番号: DRA00962
分類:


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