裏返しのない場合、裏返しをした場合に比べて耐力低下が著しいため、塗り厚のみでは裏返しのある場合と同等の耐力があるとは判定できません。
実験では、裏返しがないと約半分に耐力は低下しますが、例えば、壁厚にかかわらず壁倍率0.5×1.96(kN/m)で評価することも考えられます。
(一般財団法人 日本建築防災協会作成「「2012年改訂版 木造住宅の耐震診断と補強方法」の質問・回答集」Q3.42より引用)
裏返しの行われていない土塗り壁 [文書番号 : HDOC00060] 概要
土塗り壁の評価において、裏返しの行われていないケースも時折見受けられます。 この場合、小舞に対して片側だけの土壁もその塗り厚で判定してよろしいでしょうか。 回答
裏返しのない場合、裏返しをした場合に比べて耐力低下が著しいため、塗り厚のみでは裏返しのある場合と同等の耐力があるとは判定できません。 実験では、裏返しがないと約半分に耐力は低下しますが、例えば、壁厚にかかわらず壁倍率0.5×1.96(kN/m)で評価することも考えられます。 (一般財団法人 日本建築防災協会作成「「2012年改訂版 木造住宅の耐震診断と補強方法」の質問・回答集」Q3.42より引用) 参考
HOUSE-DOCヘルプ([ヘルプ]メニューの[ヘルプの起動]) [入力項目]→[工法リスト]→[一般診断]→[軸組(一般診断)] [入力項目]→[工法リスト]→[精密診断]→[軸組(精密診断)] また、[一般診断]もしくは[精密診断]メニューの「工法リスト」コマンド実行中に「F1」キーを押すと表示されます。 関連文書 HDOC00059 仕上げ塗り、中塗りがない土塗り壁文書情報
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