DirectXでうまく表示できない文字や図形についての原因と対処方法 [文書番号 : DRA00888]

概要
図形が絶対原点からかなり離れた場所に作図されている場合に、DirectXでうまく表示できない文字や図形についての原因と対処方法です。
現象
右記のように文字や図形がうまく表示できず、ガタガタになってしまいます。
原因
「環境設定」コマンドの[表示]タブにある「描画方法」が「DirectX」に設定されている場合で、
図形が絶対原点からかなり離れた場所に作図されていると、
DirectXでの描画内部の座標変換がうまくできず、画面表示がおかしくなる現象が確認されています。
対処方法
下記の2つのいずれかの方法で対処してください。

●方法1.
GDI表示にする。

~操作手順~
(1)DRA-CAD11画面の左上にある「DRA-CADメニュー」(または「ファイル」メニュー)→「設定」→「環境設定」コマンドを実行します。
(2)[表示]タブを表示し、ダイアログの左上にある[描画方法]の「DirectX」をクリックして「GDI」に変更します。
(3)「環境設定」ダイアログを[OK]ボタンで閉じます。

●方法2.
図形を絶対原点の近くに移動する。
補足
図面の絶対原点を確認するには、「図面設定」コマンド内[原点と枠]タブにある『原点表示』のチェックボックスをONにして、「リセット」ボタンをクリックします。
OKボタンで「図面設定」コマンドを終了すると、二重の円に×が描かれた原点位置を示す表示が確認できます。

原点位置の表示が確認できない時は、「線分」コマンドを実行し、キーボードから絶対座標値入力で
*0,0
と入力してEnterキーを押すと、原点位置からラバーバンドが出てくるので確認できます。
関連文書
DRA00885 DirectXで表示できない文字があります。



文書情報

製品カテゴリ: DRA-CAD 最終更新日: 2013-06-13
バージョン: DRA-CAD11LE,DRA-CAD11,
文書番号: DRA00888 バージョンの制限: DRA-CAD11シリーズ以降
分類:


kozoStation オンライン販売 ソフトウェアのご購入は、オンライン販売からご購入ができます。オンライン販売では、10%OFFでご購入ができます。