図面を複数枚開いていくと再表示が遅くなる [文書番号 : DRA00166]

概要
図面を複数枚開いていくと再表示が遅くなる現象に関する解説です。
現象
図面を複数枚開いていくと枚数が多くなるほど、パンニングなどの再表示が遅くなる。
解説
DRA-CAD for Windows/LEではポップアップメニューの移動などの動作を速くするために開いた図面の数だけ画面イメージ(画像)のバックアップをとっています。
ディスプレイの解像度が高く色数が多いと、かなりの量のメモリが必要になりるため、開いているファイルが多いほど画面イメージの保存や復元に時間がかかり、再表示が遅くなっていると推測されます。
対処方法
・ver3.1の場合
ver3.1からは【環境設定】コマンドの「操作」タブで設定できます。
「ビューの待避BMP作成」にチェックを外すことで、画面イメージの取得を行いません。
ただし、バックアップの抑制を行うとポップアップメニューの移動やダイアログの非表示、図面切り替えなどの時点で部分的にですが常に再表示が発生しますのでご注意ください。グラフィック性能やCPU性能の高いパソコンでは問題にならないかもしれません。
また、解像度と色数を下げるのも効果的です。

・ver2.0の場合
ver2.0.3.8以降ではレジストリ操作によって、画面イメージのバックアップを抑制することができるようになっています。
・変更方法
HKEY_CURRENT_USERSoftwareKozoSystemDRACAD for Windows ver2.0General
bViewBackup
を「1」 から「0」にすることで画面のバックアップをとらなくなります。

(Ver.3.0では、HKEY_CURRENT_USERSoftwareKozoSystemDRACAD for Windows ver3.0Generalのレジストリキーを編集してください)



文書情報

製品カテゴリ: DRA-CAD 最終更新日: 2000-12-05
バージョン: DRA-CAD[ver.2.0],DRA-CAD[ver.3.x],DRA-CAD[LE ver.3.x],
文書番号: DRA00166 バージョンの制限: ver2.0.3.8以降,ver3.1以降
分類:


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