「ユーザー管理」コマンドではダイアログの設定などレジストリに書き込まれているすべての情報をファイルの形で保存することができますが、このファイルは同じプログラムでのみ使用できるものなので、異なるバージョンのプログラムで使用する場合はファイルの変換が必要となります。
DRA-CAD6の設定をDRA-CAD7に移行する手順は以下のようになります。
DRA-CAD6(変換元)の設定を保存
→設定ファイルをDRA-CAD7仕様に変換
→DRA-CAD7で設定の呼出
DRA-CAD6以前からDRA-CAD7へバージョンアップ時の環境の移行方法 [文書番号 : DRA00563] 概要
DRA-CAD6以前のバージョンからDRA-CAD7へバージョンアップの際に以前の環境を移行する方法について解説します。 解説
「ユーザー管理」コマンドではダイアログの設定などレジストリに書き込まれているすべての情報をファイルの形で保存することができますが、このファイルは同じプログラムでのみ使用できるものなので、異なるバージョンのプログラムで使用する場合はファイルの変換が必要となります。 DRA-CAD6の設定をDRA-CAD7に移行する手順は以下のようになります。 DRA-CAD6(変換元)の設定を保存 →設定ファイルをDRA-CAD7仕様に変換 →DRA-CAD7で設定の呼出 注意
準備として、まず最初にDRA-CAD7をインストールします。 DRA-CAD7のインストールフォルダ以下のフォルダ階層と構成ファイルをDRA-CAD6(変換元)のそれらと同じにしてください。 ※フォルダ構成が同じでない場合、移行ツールによって、オプションコマンドやライブラリが正しく参照されない可能性がありますので、事前にコピーをお願いします。 操作
以下の手順で操作します。(DRA-CAD6→DRA-CAD7の場合)
補足
・変換元バージョン DRA-CAD4/LE DRA-CAD5/LE DRA-CAD6/LE (ver.3.1以前は形式が違う部分があり、そのまま変換することができませんので対象外になります) ・処理内容 レジストリキーの置き換え インストールフォルダのパス名の置き換え ・注意事項 問題が起こる可能性のあるのは、オプションコマンドやライブラリーパスの登録情報です。 もし、以前のバージョンのインストールパス以下に登録してあるオプション をそのまま使おうとすると、この移行ツールでは正常にそれを判断できません(インストールフォルダのパス名をそのまま無条件に置換してしまいます)。 変換先となるDRA-CADのインストールフォルダ以下のフォルダ階層と構成ファイルを変換元のそれらと同じにしてください。 USERMOVEツールの注意事項につきましては、同フォルダ内の「readme.txt」をお読みください。 ※DRA-CAD6の対応OSはXPまでです。 それ以降のOSで使用した場合の「ユーザー管理」コマンドや「ユーザー管理移行ツール」の動作確認は行っておりません。 文書情報
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