「入力されている柱脚のモデル位置と計算結果が一致しません。鉄骨柱脚のモデル化位置を変更して再計算を行ってください」とメッセージが出ます。これはどのようなメッセージでしょうか?
柱脚のモデル位置と計算結果の不一致とメッセージが出ます何故でしょうか? [文書番号 : BUS00076] 概要
「入力されている柱脚のモデル位置と計算結果が一致しません。 鉄骨柱脚のモデル化位置を変更して再計算を行ってください」とメッセージが出た時の対処法をお教えします。 質問 「入力されている柱脚のモデル位置と計算結果が一致しません。鉄骨柱脚のモデル化位置を変更して再計算を行ってください」とメッセージが出ます。これはどのようなメッセージでしょうか? 回答
計算上では柱で降伏するのか、ベースプレート面下で降伏するか、計算が終了するまで判断できません。 「解析条件等」の「SRC、S造鉄骨柱脚モデル化」で指定した位置で降伏するとして、保有水平耐力を計算します が、終了した段階で柱とベースプレート下面の耐力を比較し、指定が妥当かどうかチェックしています。 降伏しそうな位置が、指定されたモデル化の位置と異なる場合はこのメッセージが出力されます。 「解析条件等」の指定を「ベースプレート下面」から「柱部分」に変更し、もう一度計算を行ってください。 レコードの内容はテキスト入力編の入力項目一覧表で当該レコードのページ番号を参照して下してください。 注意
柱脚モデル化位置を変更することによって増分解析結果も変わってしまい、当該柱の最終ステップでの軸力も変わりますので鉄骨母材と柱脚(ベースプレート)の耐力差が小さい場合、変更後もNGとなる場合があります。 このような場合は、計算書に所見を記載して下さい。 操作
変更操作 全体の変更 [許容応力度等 ][保有計算 -保有水平耐力計算 ][解析条件等 ](UACレコード ) 「SRC,S造鉄骨柱脚モデル化」で行ないます。 個別の変更 [許容応力度等 ][保有計算 -モデル化 ][ベースプレートモデル化の指定 ](UBPレコード )で行います。 出力項目 「U-5.12.1 鉄骨柱脚モデル化の確認」「a)曲げ耐力に対するモデル化」 文書情報
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