RC造の 長期短期とも2軸 の曲げの検討 [文書番号 : BUS00033]

概要
RC造の柱の長期短期とも2軸の検討方法について解説します。
質問
RC造の柱の長期短期とも2軸の曲げ検討方法について教えてください。
回答
長期短期とも2軸の場合の応力の組み合わせ方法
長期設計: Mlx / Malx + Mly / Maly
X加力短期: XMsx / Masx + XMsy / Masy
Y加力短期: YMsx / Msax + YMsy / Masy

Mlx:長期X方向曲げ応力
Mly:長期Y方向曲げ応力
Malx:長期X断面許容曲げ応力
Maly:長期Y断面許容曲げ応力

XMsx:X加力時短期X方向曲げ応力
XMsy:X加力時短期Y方向曲げ応力
YMsx:Y加力時短期X方向曲げ応力
YMsy:Y加力時短期Y方向曲げ応力
Masx:短期X断面許容曲げ応力
Masy:短期Y断面許容曲げ応力

但し、2軸計算の時は、決定した最大荷重ケースの加力に対する各方向の応力が
出力されるため、決定加力と直交する断面の応力は、決定方向加力時の直交応力
が出力されます。
よって、偏心が無く整形な建物の場合は直交断面の地震時応力が殆ど「0」に近くなり、
長期応力の値が短期応力として出力される場合がございます。




文書情報

製品カテゴリ: BUS-6/5 / 基礎構造 / COST 最終更新日: 2009-04-17
バージョン: BUS-5[ver1.x],
文書番号: BUS00033 バージョンの制限: ○00-05-16
分類: 計算結果


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