+Revit Op.における構造モデラ―データの適用範囲と補足事項 [文書番号 : K2R00042]

概要
+Revit Op.における構造モデラ―データの適用範囲の制限事項を説明します。
解説
 ●Revitの対応バージョン
 「+Revit Op.」製品紹介ページの「動作環境」「※5」を参照してください。

 ●適用範囲
 X、Y方向の最大スパン数:99スパン
 最大階数:99階
 構造種別:RC造、S造(CFT柱含む)、SRC造建物

 ●建物形状の変更機能
建物形状 対応状況
通り心の追加、削除
層の追加、削除
任意通り心
節点移動
はり・基礎ばりレベル
片持ばり・片持基礎ばりレベル
スラブ・べた基礎レベル
小ばり・基礎小ばりレベル
独立基礎・布基礎・杭基礎レベル
片持ばり・片持基礎ばり鉛直勾配
柱打ち増し寸法
はり打ち増し寸法
柱・基礎柱断面主軸の回転
独立基礎・杭基礎フーチングの回転
柱・基礎柱の寄り
はり・基礎ばりの寄り
片持ばり・片持基礎ばりの寄り
壁の寄り
ブレースの寄り
独立基礎・布基礎の寄り
 〇:対応  △:Revit側の設定を保持  ―:未対応または対応対象外


 ●部材形状
RC造 S造 CFT造 SRC造
矩形
円形
H形鋼
角形鋼管
円形鋼管
角形鋼管
円形鋼管
矩形H形鋼
矩形十字形
矩形T字形
矩形角形鋼管
(充填被覆・被覆)
矩形鋼管
(充填被覆・被覆)
円形H形鋼
円形十字形
円形鋼管
(充填被覆・被覆)
ベースプレート*1) 在来工法 在来工法
はり 矩形 H形鋼 矩形H形鋼
基礎ばり 矩形
片持ばり 矩形 H形鋼
片持基礎ばり 矩形
壁*2) 耐震壁
雑壁
そで壁
壁開口 開口(矩形)
スリット開口
ブレース*3) 丸鋼
平鋼
山形鋼
円形鋼管
みぞ形鋼
H形鋼
角形鋼管
軽量角形鋼管
軽量C形鋼
スラブ スラブ
片持スラブ
出隅片持スラブ
スラブ
片持スラブ
出隅片持スラブ
スラブ
片持スラブ
出隅片持スラブ
スラブ
片持スラブ
出隅片持スラブ
小ばり 矩形 H形鋼
みぞ形鋼
角形鋼管
箱形
軽量角形鋼管
軽量C形鋼
基礎小ばり 矩形
直接基礎 独立フーチング基礎
布基礎
べた基礎
独立フーチング基礎
布基礎
べた基礎
独立フーチング基礎
布基礎
べた基礎
独立フーチング基礎
布基礎
べた基礎
杭基礎*4) 基礎フーチング 基礎フーチング 基礎フーチング 基礎フーチング
*1) 既製品ベースプレートは、Revitデータに格納することで、再度構造モデラ―に変換する際に復元します。
*2) その他の壁は、Revitデータに格納することで、再度構造モデラ―に変換する際に復元します。
*3) 適用可能なブレース形状:片ブレース、X形、K形、V形、任意鉛直ブレース
   上記以外の形状の鉛直ブレース(方杖ブレース、マンサード等)、断面性能直接入力のブレース、
   水平ブレースは、Revitデータに格納することで、再度構造モデラ―に変換する際に復元します。
*4) 杭は、Revitデータに格納することで、再度構造モデラ―に変換する際に復元します。

 ●その他の部材
 ・ダミー柱
  ダミー柱は通常の柱と同様に、Revit上では柱ファミリタイプのインスタンスとして取り扱います。
 ・ダミーばり
  ダミーばりは通常のはりと同様に、Revit上でははりファミリタイプのインスタンスとして取り扱います。

補足
 ●構造モデラ―の[入力制御]-[入力方法]は以下の設定でないと変換できません。
  ・はりハンチ位置の入力方法 :
      柱フェースからの距離を入力
      傾斜部材の寸法の取り方:部材方向
  ・そで壁の入力方法 :
      通り心からの距離を入力
  ・はり継手位置の入力方法 :
      柱心からの距離を入力
      傾斜部材の寸法の取り方:部材方向


●その他変換できない条件は以下の通りです。
  ・傾斜した壁
  ・4次以上の小ばりが含まれる床構造
  ・スラブ厚ゼロまたは床抜けを含む片持スラブ
  ・平面でないスラブ
  ・平面でない壁




文書情報

製品カテゴリ: 構造モデラー+Revit Op. 最終更新日: 2023-11-02
バージョン: 構造モデラー+Revit Op.[Ver.1x],
文書番号: K2R00042
分類: 操作・入力


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